投稿者: hinatayuki

  • 電車・バスの乗り換え案内アプリの使い方 — 迷わず目的地に着くために

    「久しぶりに電車に乗るけど、乗り換えが不安」
    「バスの時刻表を調べるのが面倒」

    そんなときに頼りになるのが、乗り換え案内アプリです。行き先を入力するだけで、電車やバスの乗り換え方法、時間、料金まで教えてくれます。この記事では、基本的な使い方をご紹介します。

    乗り換え案内アプリとは

    出発地と目的地を入力すると、どの電車・バスに乗って、どこで乗り換えればいいかを、時刻と料金つきで教えてくれるアプリです。代表的なものに「Yahoo!乗換案内」「駅すぱあと」「NAVITIME」などがあります。どれも基本的な使い方は似ています。

    入れ方

    1. App Store(iPhone)またはPlayストア(Android)を開く
    2. 「乗換案内」と検索する
    3. お好みのアプリを選んで入手する(まずは「Yahoo!乗換案内」など、よく知られたものから試すのがおすすめです)

    基本の使い方(3つ入力するだけ)

    1. 出発地を入力する(現在地を自動で使う機能もあります)
    2. 到着地を入力する(駅名や施設名で検索できます)
    3. 出発時刻または到着したい時刻を選ぶ

    「検索」を押すと、複数のルートが表示されます。一番上に出てくるのが、多くの場合「一番早く着く」または「乗り換えが少ない」ルートです。

    音声入力で、もっと楽に

    駅名や地名を打つのが面倒なときは、入力欄のマイクのマークを押して、話しかけるだけで入力できます(「スマホの音声入力の使い方」もあわせてどうぞ)。

    見方のポイント

    • 乗り換えの回数: ルートによって「乗り換え0回」「乗り換え2回」など表示されます。慣れない場所へ行くなら、乗り換えが少ないルートを選ぶと安心です
    • 何番線・何番ホーム: 詳しく表示してくれるアプリもあります。あらかじめ確認しておくと、駅で慌てません
    • 料金: 運賃も自動で計算してくれます

    こんな機能も便利です

    • 駅の時刻表: 駅名で検索すると、その駅の時刻表がそのまま見られます
    • 遅延情報: 電車が遅れているかどうかも確認できます。出発前にチェックする習慣をつけると安心です
    • お気に入り登録: よく使うルート(自宅↔病院など)を登録しておくと、次回から入力の手間が省けます

    画面のスクリーンショットを撮っておく

    調べたルートは、スクリーンショット(画面の写真)を撮っておくと、電波の悪い場所でも確認できて安心です。撮り方は「スクリーンショットの撮り方」でもご紹介しています。

    迷ったときは、駅員さんにも遠慮なく

    アプリはとても便利ですが、実際に迷ってしまったときは、駅員さんに聞くのが一番確実です。アプリの画面を見せながら「ここに行きたいのですが」と聞けば、スムーズに案内してもらえます。

    まとめ

    • 出発地・到着地・時刻の3つを入力するだけで、ルートが分かる
    • 音声入力を使えば、駅名を打つ手間も省ける
    • よく使うルートは「お気に入り」登録が便利
    • 調べたルートはスクリーンショットで保存しておくと安心

    あわせて読みたい: スマホの基本操作にまだ不安がある方には、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もおすすめです。分からないことをAIに気軽に聞ける習慣が身につきます。

  • 台風・災害のとき、スマホでできる備え — 停電の前にやっておくこと

    台風のシーズンになると、「停電したらどうしよう」「情報はどこで確認すればいいの」と不安になる方も多いはずです。この記事では、台風が来る前に準備しておきたいスマホの備えをご紹介します。

    台風が来る前に、充電を満タンにしておく

    もっとも基本で、もっとも大切な備えです。停電になると、スマホの充電ができなくなります。 台風が近づいてきたら、早めに満タンまで充電しておきましょう。

    • モバイルバッテリー(持ち歩ける充電池)をお持ちの方は、こちらも充電しておく
    • お持ちでない方は、この機会に用意しておくと安心です(1つ2,000円前後からあります)

    情報を確認するアプリを、あらかじめ入れておく

    台風の最新情報は、テレビだけでなくスマホでも確認できます。

    • 気象庁の公式サイト、または天気アプリの「台風情報」
    • お住まいの市区町村の防災アプリ(自治体ごとにあることが多く、「(市区町村名) 防災アプリ」で検索すると見つかります)
    • 避難情報や避難所の場所も、これらのアプリで確認できます

    電波が混雑する前(台風が来る前)に入れておくのがポイントです。いざというときは、多くの人が同時にアプリを使おうとして、ダウンロードしにくくなることがあります。

    停電時、スマホの電池を長持ちさせる工夫

    • 画面の明るさを下げる(電池の消費を大きく抑えられます。詳しくは「スマホの電池を長持ちさせる7つの習慣」もどうぞ)
    • 使わないアプリを閉じておく
    • 本当に必要なとき以外は、機内モードにしておくのも一つの方法です(電波を探す動作が減り、電池が長持ちします)

    家族との連絡方法を、あらかじめ決めておく

    災害時は電話がつながりにくくなることがあります。

    • LINEのメッセージは、電話より比較的つながりやすいことが多いです
    • 「無事なら、この一言だけでも送る」と、あらかじめ家族で約束しておくと、お互い安心できます
    • 災害用伝言板(「171」など)の使い方も、一度確認しておくと安心です

    断水・停電が心配なときの、日頃の備え

    スマホの話から少し広がりますが、台風シーズンには合わせて確認しておきたいことです。

    • 懐中電灯、携帯ラジオ、飲料水の備蓄
    • モバイルバッテリーの充電確認(繰り返しになりますが、これが一番忘れやすいポイントです)

    台風が過ぎた後も、油断せずに

    台風が去った後も、しばらくは道路の冠水や倒木などの危険が残ることがあります。外出前には、最新の情報をスマホで確認する習慣をつけましょう。

    まとめ

    • 台風が来る前に、スマホとモバイルバッテリーの充電を満タンに
    • 防災アプリは、混雑する前にあらかじめ入れておく
    • 停電時は、画面を暗くするなど電池を節約する工夫を
    • 家族との連絡方法を、事前に決めておく(LINEが比較的つながりやすい)

    備えがあれば、いざというときも落ち着いて行動できます。


    あわせて読みたい: 家族との連絡・見守りについては「熱中症、スマホでできる予防と備え」でも、離れた家族とのつながり方をご紹介しています。

  • お盆に集まった家族との写真、その場で共有する方法

    お盆や年末年始、久しぶりに家族が集まる機会。せっかく撮ったたくさんの写真、「あとで送るね」と言ったまま、結局送りそびれてしまった経験はありませんか。この記事では、集まったその場で、写真をサッと共有する方法をご紹介します。

    一番かんたんな方法: LINEのグループで送り合う

    家族が集まる前に、LINEのグループを作っておくのがおすすめです。

    1. LINEを開き、「トーク」の画面右上の人型のマーク(または「+」)を押す
    2. 「グループ作成」を選び、家族を選んで追加する
    3. グループ名を「〇〇家 2026夏」のように分かりやすくしておく

    集合写真や食事の様子を撮ったら、その場でこのグループに送るだけ。送った瞬間から、参加している家族全員が見られます。

    もっとたくさんの写真を残すなら: 共有アルバム

    一枚一枚LINEで送るのが大変なときは、以前ご紹介した「共有アルバム」がおすすめです。

    お盆に帰省するタイミングで作っておけば、集まっている間中、写真がどんどん集まっていく様子を家族みんなで楽しめます。

    その場で撮った写真を、みんなで見返す

    スマホの画面をみんなで覗き込むのも、それはそれで楽しいものですが、大きな画面で見たいときは、テレビと接続する方法もあります。

    • 最近のテレビには、スマホの画面をそのまま映せる機能があることが多いです(「画面ミラーリング」「キャスト」などの名前で呼ばれます)
    • 説明書や、テレビのリモコンの「入力切替」ボタン周辺に案内があることが多いので、確認してみてください
    • 難しければ、無理せずスマホの画面を回して、みんなで覗き込むだけでも十分です

    遠方で来られなかった家族にも

    お盆に来られなかった家族には、その場でビデオ通話をつなげてあげるのも喜ばれます。LINEのビデオ通話機能を使えば、その場の様子をリアルタイムで見せてあげられます。

    1. LINEでその家族とのトーク(またはグループ)を開く
    2. 通話のマークを押し、「ビデオ通話」を選ぶ
    3. 相手が出たら、スマホのカメラをみんなの方に向ける

    「会えなかったけど、顔を見て話せて嬉しかった」——そんな時間を作ってあげられます。

    撮った写真、後日の整理も忘れずに

    集まりが終わったあと、スマホの中には写真がたくさん残ります。せっかくの思い出、時間があるときに整理しておくと、後で見返しやすくなります。

    まとめ

    • 家族が集まる前に、LINEグループを作っておくと、その場ですぐ共有できる
    • たくさんの写真は「共有アルバム」に集約すると見返しやすい
    • テレビへの画面ミラーリングで、みんなで大きな画面を囲むのも楽しい
    • 来られなかった家族には、ビデオ通話でその場をつなげてあげられる

    久しぶりに集まる家族との時間、スマホを上手に使って、思い出をしっかり残しましょう。


    あわせて読みたい: 写真の整理・共有をまとめて学びたい方には、拙著『60歳からのスマホ写真整理術』(Kindle)もおすすめです。

  • 熱中症、スマホでできる予防と備え — 家族が離れていても見守れる工夫

    夏の間、テレビやラジオで繰り返し流れる「熱中症に気をつけてください」という呼びかけ。分かってはいても、暑さへの感覚は年齢とともに変わり、気づかないうちに体調を崩してしまうことがあります。この記事では、スマホを使った予防と備えについてご紹介します。

    スマホが「暑さ指数」を教えてくれます

    「今日はどのくらい注意が必要か」を、天気予報のように確認できます。

    1. お使いの天気アプリ(iPhoneなら「天気」、Androidなら「Google」アプリの天気表示など)を開く
    2. 気温だけでなく、「熱中症警戒アラート」や「暑さ指数(WBGT)」の表示がないか確認する

    環境省が発表する「熱中症警戒アラート」は、ニュースアプリや天気アプリで通知を受け取れるように設定できることが多く、外出前に一目で危険度が分かります。

    通知を見逃さない設定にしておく

    天気アプリの「通知」をオンにしておくと、危険な日の朝に自動でお知らせが届きます。

    • 天気アプリを開く
    • 設定(歯車のマーク)から「通知」を探す
    • 「警報」「注意報」に関する通知をオンにする

    一度設定しておけば、あとは自動で届くので、毎日自分でチェックしに行く必要はありません。

    水分補給を忘れないための、スマホの活用

    「喉が渇いてから飲む」のでは遅いと言われる熱中症対策。スマホのアラーム機能を使えば、忘れずに水分をとる習慣づけができます。

    1. スマホの「時計」アプリを開く
    2. 「アラーム」で、2時間おきなど決まった時間にアラームを設定
    3. 名前を「お水を飲む」などにしておくと、鳴ったときに分かりやすい

    離れて暮らす家族との「見守り」

    「今日は暑いから大丈夫かな」と心配してくれる家族のために、スマホでできる簡単な見守りの工夫があります。

    • LINEで一言送る習慣: 「今日も元気です」など、決まった時間に一言送るだけでも、家族は安心します
    • 共有アルバムやLINEのやりとりの頻度: しばらく連絡がないと、家族が気づけるきっかけになります

    見守り専用のアプリやサービスもありますが、まずは普段のLINEのやりとりを少し意識するだけでも、十分な備えになります。

    エアコンが苦手な方へ

    「エアコンの風が苦手」「電気代が気になる」という理由で、暑い日でもエアコンを我慢してしまう方は少なくありません。まず知っておいていただきたいのは、室内でも熱中症は起こるということです。

    • 扇風機と併用して、風を体に直接当てすぎないようにする
    • 設定温度は26〜28度を目安に(寒すぎる必要はありません)
    • 電気代が気になる場合は、契約プランの見直しで浮いたお金を、夏の間だけでもエアコン代に充てる、という考え方もあります(「スマホ料金が高いと感じたら見直す3項目」もご参考に)

    こんな症状が出たら、迷わず対処を

    めまい、立ちくらみ、大量の汗、頭痛、体のだるさ——これらは熱中症の初期のサインです。

    • 涼しい場所に移動する
    • 衣服をゆるめ、体を冷やす
    • 水分と塩分をとる
    • 症状が改善しない、意識がぼんやりする場合は、すぐに救急車(119番)を呼ぶことをためらわないでください

    まとめ

    • 天気アプリの「熱中症警戒アラート」通知をオンにしておく
    • スマホのアラームで、水分補給を忘れない習慣を
    • 家族とのLINEでの一言が、離れていても見守りになる
    • 室内でも油断せず、エアコンは我慢しすぎない

    あわせて読みたい: スマホの基本的な通知設定やアラームの使い方に不安がある方は、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)で、AIに聞きながら操作を覚える方法もご紹介しています。

  • スマホ教室に行く前に読む、よくある質問20

    「スマホ教室に申し込んだけれど、何を聞けばいいか分からない」
    「教室に行く時間はないけれど、基本的なことは知っておきたい」

    この記事では、シニアの方からよく寄せられる質問20個を、当サイトの詳しい解説記事へのリンクつきでまとめました。気になる項目から読んでみてください。

    基本操作について

    Q1. 画面の文字が小さくて読みにくいです
    → スマホの文字を大きくする方法

    Q2. 「容量がいっぱいです」と出て困っています
    → 「容量がいっぱいです」と出たら最初にやること3つ

    Q3. 電池の減りが早い気がします
    → スマホの電池を長持ちさせる7つの習慣

    Q4. 動きが遅い・固まることがあります
    → スマホが遅い・固まる時の直し方

    Q5. 文字を打つのが苦手です
    → スマホの音声入力の使い方

    Q6. スクリーンショットって何ですか?
    → スクリーンショットの撮り方と、たまった時の整理法

    LINEについて

    Q7. LINEで写真を送るには?
    → LINEで写真を送る方法

    Q8. LINEの通知が来なくなりました
    → LINEの通知が来ない時に確認する5つの設定

    写真の整理・共有について

    Q9. 孫の写真を家族みんなで見たいです
    → 共有アルバムの作り方

    Q10. 写真をアルバムのような本にしたいです
    → フォトブックの作り方と料金の相場

    安全・詐欺対策について

    Q11. 「ウイルスに感染しました」という画面が出ました
    → 突然の「ウイルスに感染しました」警告は本物?

    Q12. 「アカウントが停止されました」というSMSが届きました
    → 「アカウントが停止されました」SMSの見分け方

    Q13. 迷惑メールが多くて困っています
    → 迷惑メールを減らす設定と、開いてしまった時の対処

    Q14. 友人からLINEで「プリペイドカードを買って」と頼まれました
    → LINEのなりすまし「プリペイドカード買って」の正体

    Q15. 詐欺かどうか誰かに相談したいです
    → 消費者ホットライン188の使い方

    Q16. 家族でできる防犯対策はありますか?
    → 家族で決めておく「合言葉」のすすめ

    ChatGPT・AIについて

    Q17. ChatGPTって何ですか?
    → ChatGPTって何? 60代のための3分解説

    Q18. ChatGPTの始め方を教えてください
    → ChatGPTの始め方

    スマホ料金・機種について

    Q19. スマホ料金が高い気がします
    → スマホ料金が高いと感じたら見直す3項目

    Q20. Wi-Fiとギガの違いがよく分かりません
    → Wi-Fiと「ギガ」の違いを、水道にたとえて説明します

    それでも解決しないときは

    このサイトの記事で解決しない疑問は、ChatGPTに直接聞いてみるのも一つの方法です。「私のスマホは〇〇です。〇〇について教えて」と話しかけるだけで、あなたの状況に合わせた答えが返ってきます。ChatGPTの始め方は、上のQ18でもご紹介しています。

    まとめ

    このページをブックマーク(お気に入り)しておくと、困ったときにすぐ見返せて便利です。一つずつ、焦らず読み進めてみてください。


    あわせて読みたい: ここでご紹介した内容を、体系立てて1冊で学びたい方には、拙著『60歳からのChatGPT超入門』『そのまま使える聞き方文例100』『60歳からのスマホ写真整理術』『60歳からのスマホ詐欺対策』(いずれもKindle)もおすすめです。

  • ChatGPTに話しかけるだけの音声会話の始め方 — まるで電話のように使えます

    これまでの記事で、ChatGPTに文字で話しかける方法をご紹介してきました。実はもう一つ、声だけで会話できる機能があります。手がふさがっているときや、文字を打つのが億劫なときに、とても便利です。

    音声会話とは

    文字を打たずに、スマホに向かって話しかけ、返事も声で聞くという使い方です。まるで電話で誰かと話しているような感覚で、ChatGPTとやりとりできます。

    始め方

    1. ChatGPTのアプリを開く
    2. 入力欄の近くにある、ヘッドホンや音波のようなマークを探して押す(機種やアプリの更新によって場所が変わることがありますが、入力欄の右側や下部にあることが多いです)
    3. 画面が切り替わったら、話しかけてみる
    4. 話し終えると、ChatGPTが声で答えてくれます

    見当たらない場合は、入力欄の中のマイクのマークを長押しすると音声会話が始まる場合もあります。アプリの更新で配置が変わることがあるので、いろいろな場所を探してみてください。

    こんな場面で便利です

    • 料理をしながら、レシピや作り方を聞く(両手がふさがっていても大丈夫)
    • 散歩をしながら、気になることを相談する
    • 文字を打つのが疲れるとき、寝る前に少し話し相手になってもらう
    • 早口や長い説明を、書くより話す方が早いとき

    会話の終え方

    多くの場合、画面をタップするか、「×」のマークを押すと会話が終わります。会話をやめても、それまでの内容はアプリの中に記録として残ります。

    音声会話ならではのコツ

    • 短く区切って話すと、やりとりがスムーズです
    • 相手(AI)の答えが長すぎると感じたら、「もっと短く答えて」と話しかければ、次から短くなります
    • 周りが静かな場所の方が、正確に伝わります

    文字入力との使い分け

    • 音声会話が向いているとき: 手がふさがっている、気軽な会話、思いつきの相談
    • 文字入力が向いているとき: 長い文章を作ってほしいとき(手紙の文面など)、後から読み返したいとき

    両方を使い分けると、ChatGPTがさらに身近な存在になります。

    少し照れくさくても、大丈夫です

    「機械に向かって話しかけるなんて」と、最初は照れくさく感じる方も多いものです。でも、誰も見ていないところで、ひとりごとのように話しかけてみると、案外すぐに慣れます。散歩中や家事をしながらの「ちょっとしたおしゃべり相手」として、試してみてください。

    まとめ

    • 入力欄付近のヘッドホン・音波のマークから音声会話を始められる
    • 両手がふさがっているとき、散歩中などに特に便利
    • 「もっと短く答えて」など、話し方への注文もできる
    • 慣れるまでは照れくさくても、使ってみると便利さが分かります

    あわせて読みたい: ChatGPTの基本的な始め方は「ChatGPTの始め方」もどうぞ。より詳しい活用法は拙著『60歳からのChatGPT超入門』『そのまま使える聞き方文例100』(Kindle)でご紹介しています。

  • かんたんスマホと普通のスマホ、どっちを選ぶ? — 買い替えで迷ったときの考え方

    スマホの買い替えを考えるとき、「かんたんスマホ(シニア向けスマホ)にするべきか、普通のスマホのままでいいのか」で悩む方は多いものです。この記事では、それぞれの特徴を整理して、選び方の考え方をご紹介します。

    かんたんスマホとは

    携帯電話会社が、主にシニア層向けに用意している機種です。文字が大きい、ボタンが押しやすい、余計な機能が少ない、といった特徴があります。

    • 画面のアイコンが大きく、文字も大きい
    • 電話・メール・カメラなど、基本機能に絞られている
    • 操作に迷ったときの説明が、画面の中に用意されていることが多い
    • 価格も比較的安いことが多い

    普通のスマホ(iPhoneや標準的なAndroid)とは

    世の中で最も広く使われているタイプのスマホです。

    • LINE、ChatGPT、地図アプリなど、あらゆるアプリが使える
    • 家族や友人と同じ機種なら、操作方法を教え合いやすい
    • 文字の大きさや画面の見やすさは、後から自分で設定できる(「スマホの文字を大きくする方法」でもご紹介しています)

    選ぶときの3つの質問

    質問1: 電話とメールが中心か、それとも色々なアプリも使いたいか

    かんたんスマホは、電話・メール・カメラなど基本機能を安心して使いたい方に向いています。一方、LINEでのビデオ通話、地図アプリ、ChatGPTなど色々なことに使ってみたい方には、普通のスマホの方が選択肢が広がります。

    質問2: 孫や子どもと同じアプリを使いたいか

    家族とのやりとりで一番使うのがLINEなら、どちらの機種でもLINEは使えます。ただし、かんたんスマホは機種によって使えるアプリの種類が限られていることがあるため、「これから使いたいアプリが決まっているなら」、事前に対応しているか確認しておくと安心です。

    質問3: 操作に迷ったとき、誰に相談できるか

    • 家族がそばにいて教えてくれる → 普通のスマホでも、少しずつ覚えていけます
    • 自分で解決したい、または相談できる人が少ない → かんたんスマホの「シンプルさ」と、携帯電話会社の店舗サポートが心強い選択肢になります

    「普通のスマホ+設定の工夫」という第三の道

    実は、普通のスマホでも、設定次第でかなり使いやすくなります。

    • 文字を大きくする(設定から数分)
    • 使わないアプリを非表示にする、または削除する
    • ホーム画面によく使うアプリだけを並べる

    「見た目はシンプルに、機能は普通のスマホのまま」という使い方もできるので、**「かんたんスマホほど機能を絞りたくはないが、もっとシンプルに使いたい」**という方には、この選択肢もおすすめです。

    買い替えるときの、店舗での相談のコツ

    どちらを選ぶにしても、店舗で相談する際は次のように伝えると、ぴったりのプランを提案してもらいやすくなります。

    「普段使うのは電話とLINEが中心です。文字は大きい方がいいです。今後、写真をたくさん撮ったり、AIのアプリを試してみたい気持ちもあります」

    具体的に伝えるほど、自分に合った提案をしてもらえます。

    まとめ

    • かんたんスマホは、基本機能に絞ったシンプルさが魅力
    • 普通のスマホは、アプリの幅広さと、家族と同じ環境で教え合える安心感が魅力
    • 「普通のスマホ+設定の工夫」でシンプルに使う選択肢もある
    • 店舗では、普段の使い方を具体的に伝えるのがコツ

    あわせて読みたい: 普通のスマホを選んだ方には、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)で、AIを暮らしの相談相手にする使い方をご紹介しています。

  • 写真をフォトブックにする方法と料金の相場 — スマホの中の思い出を、手にとれる形に

    スマホの中にたくさん眠っている写真。「いつか整理したい」と思いながら、そのままになっていませんか。整理の先にある楽しみの一つが、フォトブック——写真を1冊の本のような形にまとめることです。

    フォトブックとは

    選んだ写真を、ページごとにレイアウトして印刷し、本の形に製本したものです。アルバムに手作業で貼るのとは違い、スマホやパソコンで作業して注文すれば、数日〜1週間程度で自宅に届きます。

    孫の成長記録、旅行の思い出、結婚式のアルバム——スマホの画面で見るだけだった写真が、ページをめくって眺められる、手にとれる形になります。

    作り方の基本的な流れ

    1. フォトブックのサービスを選ぶ(スマホのアプリで作れるものが手軽です)
    2. アプリをスマホに入れ、写真を選ぶ(旅行なら旅行の写真だけ、というようにテーマを絞ると作りやすいです)
    3. ページの順番やレイアウトを決める(多くのアプリは「おまかせ」で自動的に配置してくれる機能があり、初めてでも簡単です)
    4. コメントや日付を added えたければ入力する
    5. 注文・支払いをして、自宅に届くのを待つ

    「おまかせ」機能を使えば、写真を選ぶだけで、レイアウトの細かい調整をしなくても十分きれいに仕上がります。

    料金の相場

    ページ数やサイズによって幅がありますが、目安として:

    • 小さめサイズ・20ページ程度: 1,500円〜3,000円程度
    • 標準サイズ・厚みのあるもの: 3,000円〜6,000円程度
    • 上質な装丁のもの: それ以上

    初めては、小さめ・少ないページ数で試してみるのがおすすめです。慣れてから、本格的なものに挑戦すると失敗がありません。

    選ぶときのポイント

    • スマホのアプリだけで完結するか(パソコンが必要なサービスもあるため、確認を)
    • 「おまかせレイアウト」機能があるか(初めての方には特に重要です)
    • 注文前にページを確認できるか(仕上がりイメージを見てから注文できると安心です)
    • 納期(お祝いや記念日に間に合わせたい場合は、余裕を持った注文を)

    こんな方に特におすすめ

    • 孫の成長記録を、離れて暮らす家族と共有したい方
    • スマホの中の写真を、見返す機会をもっと増やしたい方
    • 大切な方への贈り物を考えている方(還暦・喜寿などのお祝いにも人気です)

    作る前に、写真を整理しておくと迷わない

    いざアプリを開いても、写真が多すぎて選びきれない——ということもよくあります。フォトブックを作る前に、まずスマホの中の写真をある程度整理しておくと、作業がぐっとスムーズになります。整理の具体的な手順は、拙著『60歳からのスマホ写真整理術』でも詳しくご紹介しています。

    まとめ

    • フォトブックは、スマホの写真を「手にとれる本」にする仕組み
    • アプリで写真を選ぶだけ。「おまかせレイアウト」で初めてでも簡単
    • 料金は小さめのもので1,500円程度から。まずは小さく試すのがおすすめ
    • 事前に写真を整理しておくと、作業がスムーズ

    スマホの中で眠っている思い出を、ぜひ一度、手にとれる形にしてみませんか。


    あわせて読みたい: フォトブック作りの前の写真整理は「スクリーンショットの撮り方と整理法」や「共有アルバムの作り方」もどうぞ。拙著『60歳からのスマホ写真整理術』(Kindle)では、消さずに整理する方法を1冊にまとめています。

  • 病院で聞くことをスマホにメモしておく方法 — 「聞き忘れ」をなくす準備

    「診察室に入った途端、聞きたかったことを忘れてしまう」
    「先生を目の前にすると、緊張して質問できない」

    これは、多くの方が経験する悩みです。実は、スマホのメモ機能を使うだけで、この「聞き忘れ」はかなり防げます。この記事では、その準備の仕方をご紹介します。

    なぜ、病院で質問を忘れてしまうのか

    診察室という特別な空間では、緊張したり、先生に気を遣ったりして、普段どおりの頭の働きが難しくなります。これは誰にでも起こることで、決してあなたの記憶力の問題ではありません。

    対策は簡単です。事前に書き出しておき、その場で読み上げるだけ。 これだけで、緊張していても聞き忘れを防げます。

    スマホのメモに書き出す(受診前に)

    1. スマホの「メモ」アプリ(iPhoneなら「メモ」、Androidなら「メモ帳」や「Keep」など、最初から入っているアプリで十分です)を開く
    2. 思いついたときに、聞きたいことを箇条書きで書いていく

    思いついたそのときに書くのがコツです。診察の前日にまとめて考えようとすると、意外と思い出せないものです。

    書いておくと役立つ項目

    • 症状(いつから、どんなときに、どのくらいの強さで)
    • 今飲んでいる薬(お薬手帳を忘れた場合の控えにも)
    • 聞きたいこと(「この症状の原因は?」「日常生活で気をつけることは?」など)
    • 今の生活で困っていること(具体的に伝えると、的確なアドバイスをもらえます)

    音声入力を使えば、もっと簡単に

    文字を打つのが苦手な方は、メモアプリのマイクのマークを押して、話しかけるだけでメモが取れます。ふと気になったことを、その場ですぐ音声で残せるので便利です(音声入力の詳しい使い方は「スマホの音声入力の使い方」でもご紹介しています)。

    診察室では、スマホの画面を見せながら話す

    書き出したメモは、診察室でそのまま画面を見せながら質問すれば大丈夫です。「これを見ながらで失礼します」と一言添えれば、まったく問題ありません。多くの先生は、むしろ整理された質問を歓迎してくれます。

    先生の説明も、メモしておく

    聞くだけでなく、先生の説明もその場でメモしておくと、後から家族に伝えるときや、次の受診のときに役立ちます。「薬は1日2回、朝と夜」のような具体的な指示は、特に忘れやすいものです。

    音声入力を使えば、先生が話している間にサッと記録できます(録音は必ず一言断ってから。多くの病院では説明の録音を快く許可してくれます)。

    「メモを見ながら」で、まったく問題ありません

    年齢を重ねると「昔はメモなんてなくても大丈夫だったのに」と感じることもあるかもしれませんが、それは違います。忙しい診察室で、限られた時間を有効に使うための、賢い準備です。恥ずかしいことでは一切ありません。

    まとめ

    • 質問は、思いついたときにスマホのメモへ書き留めておく
    • 症状・薬・聞きたいこと・生活の困りごとを整理しておくと的確
    • 文字が苦手なら音声入力で
    • 診察室では画面を見せながら話してOK。先生の説明もメモを

    あわせて読みたい: メモや音声入力を含めたスマホの基本操作は、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)でもさらに詳しくご紹介しています。

  • スマホの防犯: 家族で決めておく「合言葉」のすすめ

    「オレだけど、事故を起こしてしまって……」

    このセリフ、ニュースで聞いたことがある方も多いはずです。声だけで本人と信じ込ませる「オレオレ詐欺」は、今も昔も変わらず被害が続いています。そして近年は、声をそっくりに真似る技術まで登場し、「声が本人だから本人」とは言い切れない時代になりました。

    この記事では、家族を守るための、たった一つのシンプルな備え——「合言葉」についてご紹介します。

    なぜ「合言葉」が有効なのか

    詐欺師は、あなたと家族の間にある個人的な情報を知りません。どれだけ声や口調を似せても、家族しか知らない取り決めまでは真似できません。

    「合言葉を言ってみて」と聞くだけで、電話の相手が本物の家族かどうかが、その場で分かります。難しい仕組みは何もいりません。

    合言葉の決め方

    決め方に正解はありません。家族しか分からないものであれば、何でも構いません。

    • 昔飼っていたペットの名前
    • 家族旅行で行った、思い出の場所
    • 子どもの頃のあだ名
    • 「今日の合言葉は〇〇」のように、簡単な単語一つでも十分です

    ポイントは、「他人が推測しにくいもの」を選ぶこと。 誕生日や住所など、調べれば分かる情報は避けましょう。

    使うタイミング

    合言葉は、毎回の電話で使う必要はありません。「お金」「事故」「急用」の話が出たときだけ、確認する約束にしておくのがおすすめです。

    「急にお金が必要なんだ」
    「じゃあ、合言葉を教えて」

    これだけで、ほとんどの詐欺は成立しなくなります。本物の家族なら、合言葉を聞かれて困ることは何もありません。

    合言葉と合わせて、家族で決めておきたい2つのルール

    ルール1: お金の話が出たら、一度電話を切って、かけ直す

    その場で答えを出さず、「かけ直すね」と言っていったん切る。そして、自分の電話帳に登録してある番号に、こちらからかけ直します。動揺させて即断させるのが詐欺の手口なので、「一度切る」だけで冷静さを取り戻せます。

    ルール2: 一人で判断せず、必ず他の家族にも相談する

    「誰にも言わないで」という口止めは、詐欺の典型的なサインです。家族の誰か一人に連絡が来ても、必ず他の家族にも共有するというルールにしておきましょう。

    声の主が「本人そっくり」でも、合言葉は有効です

    「AIで声を真似る技術があるなら、合言葉も見破られるのでは」と思うかもしれませんが、合言葉は声の特徴ではなく、情報そのものを聞いています。 どれだけ声が似ていても、家族しか知らない情報までは、詐欺師には分かりません。ここが、合言葉が今の時代でも有効な理由です。

    今日、家族で話してみませんか

    合言葉を決めるのに、特別な準備は必要ありません。次に家族が集まったときに、「もしもの時のために、合言葉を決めておこう」と一言提案するだけです。5分もあれば決められます。

    まとめ

    • 合言葉は、電話の相手が本物の家族かを確認する、一番シンプルで確実な方法
    • 「他人が推測しにくいもの」を家族だけで決めておく
    • 「お金」「事故」「急用」の話が出たときだけ使う約束にしておけばいい
    • あわせて「一度切ってかけ直す」「一人で判断しない」もルール化を

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