「画面を押しても反応しない」
「最近、何をするにも動きがもっさりする」
スマホの「遅い・固まる」は、実は順番どおりに試せば大半が直る症状です。しかも、これからご紹介する方法はすべて「壊す心配のない安全なもの」だけ。上から順に、直るまで試してください。
ステップ1 少し待つ(30秒)
固まったように見えて、実は裏で処理に時間がかかっているだけのことがあります。30秒だけ、何も押さずに待つ。連打すると逆に処理が渋滞します。
ステップ2 アプリを閉じて開き直す(1分)
特定のアプリだけおかしいなら、そのアプリを一度完全に閉じます。
- iPhone: 画面の下から上に指をすべらせて途中で止める → 開いているアプリが並ぶ → 問題のアプリを上に払って閉じる → 開き直す
- Android: 画面下の「□」ボタン(または下から上へスワイプ)でアプリ一覧 → 上に払って閉じる → 開き直す
ステップ3 再起動する(2分)— 一番効く万能薬
「遅い・固まる」の特効薬は再起動です。 困ったらまず再起動、と覚えてください。
- 電源ボタン(機種により+音量ボタン)を長押し →「スライドで電源オフ」→ 30秒待って電源を入れ直す
- 画面が完全に固まって電源も切れないときは、強制再起動があります(機種ごとに方法が違うため、「機種名 強制再起動」で検索するか、後述のChatGPTに聞くのが早いです)
再起動はデータが消えたりしません。毎日やっても大丈夫です。
ステップ4 空き容量を確認する(3分)
スマホの保存場所(ストレージ)がほぼ満杯だと、動きが目に見えて遅くなります。
- iPhone: 設定 →「一般」→「iPhoneストレージ」
- Android: 設定 →「ストレージ」
残りが1割を切っていたら要注意。 写真の整理やアプリの削除で空きを作ると、動きが軽くなることが多いです(具体的な手順は当サイトの「容量がいっぱいです」と出たら最初にやること3つをどうぞ)。
ステップ5 更新(アップデート)をためていないか(5分)
アプリやスマホ本体の更新をためると、不具合や遅さの原因になります。
- アプリ: App Store / Playストアを開き、たまっている更新をまとめて実行
- 本体: 設定 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」(iPhone)/ 設定 →「システム」→「システムアップデート」(Android)
※本体の更新は時間がかかるので、寝る前に充電しながら行うのがおすすめです。
ステップ6 通信が遅いだけ、の可能性を疑う
本体ではなく「インターネットが遅い」場合もあります。見分け方は簡単で、電卓やカメラなど通信を使わないアプリはサクサク動くのに、ネットだけ遅いならば通信側の問題です。
- Wi-Fiのルーター(通信機器)の電源を入れ直す(コンセントを抜いて30秒→挿す)
- 外出先なら、ギガの使い切りで速度制限中の可能性も(月末に遅くなるならほぼこれです)
ステップ7 それでもだめなら、寿命の可能性
購入から4〜5年たったスマホは、部品の性能が最近のアプリに追いつかず、何をしても遅いことがあります。電池の減りも早いなら、買い替えを検討する時期です。携帯会社の店舗で「動きが遅いので見てほしい」と相談すれば、点検してもらえます。
まとめ(困ったらこの順番)
- 30秒待つ
- アプリを閉じて開き直す
- 再起動(一番効く)
- 空き容量を確認(残り1割以下なら整理)
- 更新をためない
- 通信側の問題も疑う(ルーター再起動)
- 4〜5年選手なら買い替え相談
あわせて読みたい: 「自分の機種の強制再起動のやり方」のような機種ごとの疑問は、AIに聞くのが一番早い時代です。「私のスマホは〇〇。強制再起動の方法を教えて」と話しかけるだけ——その始め方は拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle・500円)でどうぞ。
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