投稿者: hinatayuki

  • 冠婚葬祭のご祝儀・香典、相場と記録の残し方

    「以前いただいた金額はいくらだったか、思い出せない」
    「今回いくら包めばいいのか、毎回迷ってしまう」

    冠婚葬祭のご祝儀や香典は、頻繁にあることではないからこそ、毎回「これで合っているだろうか」と迷うものです。この記事では、大まかな相場と、次に迷わないための記録の残し方をご紹介します。

    まず、大まかな相場を知っておく

    地域や間柄によって差はありますが、一般的な目安は以下のとおりです。

    結婚祝い(ご祝儀)

    • 友人・同僚: 3万円程度
    • 親族(甥・姪など): 3万円〜5万円程度
    • 兄弟姉妹: 5万円〜10万円程度

    香典

    • 友人・知人: 5千円〜1万円程度
    • 親族: 1万円〜3万円程度
    • 特に親しい間柄・近い親族: 3万円〜5万円程度

    出産祝い・入学祝いなど

    • 一般的には5千円〜1万円程度が多い傾向です

    これらはあくまで一般的な目安です。 地域の慣習や、故人・当人との関係の深さによって適切な金額は変わりますので、迷った際はご家族や周囲の方に確認することをおすすめします。

    なぜ「記録」が大事なのか

    冠婚葬祭には、「いただいたら、同程度のものをお返しする」という慣習があります。

    • 結婚式でいただいたご祝儀に対して、後日引き出物やお礼をする
    • 香典をいただいたら、香典返しをする
    • 相手の慶事の際には、以前いただいた金額を目安にお返しする

    こうした「お返し」の場面で、「あのとき、いくらいただいたか」を覚えていないと困ることになります。何年も前のことを正確に覚えておくのは、誰にとっても難しいことです。

    記録の残し方

    シンプルな方法: ノートに書き留める

    日付・お相手の名前・間柄・金額・出来事(結婚式、葬儀など)を、ノートに一行ずつ書いておくだけでも十分役立ちます。

    表計算ソフトで管理する方法

    件数が増えてくると、ノートだけでは「〇〇さんには過去何回、合計いくらお渡ししたか」を振り返るのが大変になってきます。表にまとめておくと、名前で検索したり、合計金額を自動で計算したりできるので便利です。

    当サイト運営者は、日付・お相手・間柄・出来事・金額を入力するだけで、自動的にお相手ごとの合計額や、いただいた分・差し上げた分の集計ができるExcelテンプレート「冠婚葬祭費用リスト」を作成しています。関数の知識がなくても、表に入力していくだけで使えるようになっています(BOOTHで300円)。

    冠婚葬祭費用リスト(Excel・300円)を見てみる

    記録しておくと安心な項目

    • 日付
    • 出来事の種類(結婚式・葬儀・出産など)
    • お相手の名前・間柄
    • いただいた金額、または差し上げた金額
    • 備考(会場名や、特記事項など)

    これらを一覧にしておくと、次に同じ方との冠婚葬祭があったときに、過去の記録を確認するだけで金額の目安が立てられるようになります。

    まとめ

    • ご祝儀・香典の相場は、間柄によって大きく異なる
    • 冠婚葬祭には「いただいたら、同程度をお返しする」慣習があるため、記録が大切
    • ノートでも表計算ソフトでも、日付・お相手・金額を残しておくと後で役立つ
    • 件数が多い方は、自動集計できるテンプレートを使うと管理がぐっと楽になる

    あわせて読みたい: 家計全体の見直しから始めたい方は「使っていないサブスクの探し方・やめ方」もあわせてどうぞ。

  • 老後の生活費、実際いくらあれば安心? まず知っておきたい考え方

    「年金だけで、この先やっていけるのだろうか」
    「漠然とした不安はあるけれど、何から確認すればいいか分からない」

    老後の生活費について、多くの方が同じような不安を抱えています。この記事では、不安を「数字」に変えるための、最初の一歩をご紹介します。

    まず、平均額を知っておく

    総務省の家計調査などでは、高齢夫婦のみの世帯の生活費は、月々おおよそ25万円前後というデータが公表されています(年によって変動します)。ただし、これはあくまで平均であり、住んでいる地域や暮らし方によって、実際の金額は大きく異なります。

    大事なのは、他人の平均額ではなく、ご自身の状況に合わせた金額を把握することです。

    ご自身の生活費を把握する、簡単な方法

    1. 直近数ヶ月の通帳の記録や、クレジットカードの明細を見返す
    2. 食費、水道光熱費、通信費、医療費など、大まかな項目に分けて書き出す
    3. 月々の合計金額を出してみる

    完璧である必要はありません。「だいたいこれくらい」という目安が分かるだけでも、大きな一歩です。

    収入側も、あわせて確認する

    • 「ねんきん定期便」に記載されている、年金の見込み額
    • その他の収入(不動産収入、パート収入など)があれば、それも含める

    支出と収入を比べてみる

    生活費(支出)と、年金など(収入)を比べてみると、毎月いくら黒字か、あるいは赤字かが見えてきます。赤字であれば、その分を貯蓄から取り崩していくことになります。

    「何年もつか」を計算してみる

    貯蓄額を、毎月の赤字額で割ると、大まかに「何年もつか」の目安が分かります。

    例えば、貯蓄が1,500万円あり、毎月5万円の赤字なら、1,500万円 ÷ (5万円×12ヶ月)= 25年、という計算になります。

    こうした計算を、電卓や紙で行うのは手間がかかりますが、年齢ごとの推移を自動で計算してくれるExcelツールを使えば、数字を入れるだけで見通しが立てられます。当サイト運営者が作成した「老後資金・年金シミュレーター」は、現在の年齢・貯蓄額・年金額・生活費を入力するだけで、何歳で資金が尽きる見込みかをグラフで確認できるようになっています(BOOTHで300円)。

    老後資金・年金シミュレーター(Excel・300円)を見てみる

    不安が数字になると、次にやることが見えてくる

    「なんとなく不安」なままだと、対策のしようがありません。しかし、「毎月〇万円の赤字」「あと〇年でこうなる見込み」と数字が分かれば、そこから何をすべきかが具体的に見えてきます。

    大事な注意点

    この記事でご紹介した計算方法は、あくまで大まかな目安を得るためのものです。物価の変動や、予期しない出費までは反映されません。本格的な資産計画については、年金事務所やファイナンシャルプランナーなど、専門家への相談をおすすめします。

    まとめ

    • 老後の生活費は、平均額ではなく自分の状況に合わせて把握することが大切
    • 通帳や明細を見返し、大まかな支出を書き出してみる
    • 収入と支出を比べ、「何年もつか」の目安を確認する
    • 数字が分かれば、具体的な対策を考えられるようになる

    あわせて読みたい: 毎日の家計管理から始めたい方は「使っていないサブスクの探し方・やめ方」もあわせてどうぞ。

  • もしものときに。スマホの緊急SOS機能、知っていますか

    「転んで動けなくなったとき、うまく電話がかけられるだろうか」
    「もしものとき、誰かにすぐ助けを呼べる方法はないかしら」

    実は、多くのスマホには、**もしものときにすぐ助けを呼べる「緊急SOS機能」**が備わっています。この記事では、その使い方と設定方法をご紹介します。

    緊急SOS機能とは

    決まったボタンを押す(または操作する)だけで、警察や救急への連絡、または登録した家族への通知ができる機能です。パニックになっていても、普段の電話操作より簡単に助けを呼べるよう作られています。

    iPhoneの場合

    使い方

    1. サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しする(機種によって組み合わせが異なります)
    2. 画面に「緊急SOS」のスライダーが表示される
    3. 指でスライドすると、緊急通報が始まる

    さらに長押しを続けると、カウントダウンの後、自動的に発信される設定もあります。

    事前設定: 緊急連絡先の登録

    1. 「ヘルスケア」アプリを開く
    2. 「メディカルID」から、緊急連絡先や、持病・アレルギーなどの情報を登録しておく
    3. 緊急SOSが作動すると、登録した緊急連絡先にも自動でメッセージが送られる設定にできます

    Androidの場合

    機種によって多少異なりますが、多くの場合以下のような操作です。

    1. 「設定」→「緊急情報とSOS」(または類似の項目)を開く
    2. 「緊急SOS」の機能をオンにする
    3. 電源ボタンを連続で数回押すことで起動するよう設定できることが多いです

    同様に、緊急連絡先を事前に登録しておくことができます。

    事前に済ませておきたい、2つの設定

    1. 緊急連絡先の登録

    家族の電話番号を、あらかじめ登録しておきましょう。もしものとき、あなたに代わって周囲に状況を伝えてくれます。

    2. ロック画面からでも見える「メディカルID」

    スマホがロックされた状態でも、救急隊員が「メディカルID」の情報を確認できるようにしておくと安心です。持病やアレルギー、かかりつけ医の情報などを登録しておきましょう。

    • iPhone: ロック画面の「緊急」→「メディカルID」から確認可能
    • Android: 「緊急情報」の設定から、同様の確認が可能です

    一度、実際に試してみることをおすすめします

    いざというときに操作に迷わないよう、誤って発信しない範囲で、一度手順を確認しておくと安心です(実際に緊急通報までは行わず、画面の表示を確認する程度でも構いません)。

    転倒検出機能もあります

    一部の機種やスマートウォッチには、転倒を感知すると自動的に緊急連絡をする機能もあります。心配な方は、こうした機能がある機種への買い替えも選択肢の一つです。

    まとめ

    • 緊急SOS機能は、決まった操作で警察・救急や家族に連絡できる仕組み
    • 事前に緊急連絡先とメディカルIDを登録しておくことが大切
    • ロック画面からでも救急隊員が情報を確認できるようにしておくと安心
    • 一度、操作手順を確認しておくと、いざというとき迷わない

    あわせて読みたい: スマホの基本設定を一通り見直したい方には「新しいスマホ、最初にやっておきたい初期設定チェックリスト」もあわせてどうぞ。

  • 家族でスマホ料金をまとめると、どれくらいお得? シェアプランの基礎

    「息子や娘と同じ携帯電話会社なら、何かお得になるのでは?」
    「家族割という言葉は聞くけれど、仕組みがよく分からない」

    家族でスマホの契約をまとめると、料金が安くなる仕組みがあります。この記事では、その基本的な考え方をご紹介します。

    家族割・シェアプランとは

    同じ携帯電話会社を使う家族が、契約をまとめることで月々の料金が割引になる仕組みです。主に2つのパターンがあります。

    パターン1 家族割引(それぞれ契約、割引だけ受ける)

    家族それぞれが個別に契約しつつ、「家族で3回線以上まとめると、1回線あたり〇〇円引き」というように、人数に応じて割引を受ける仕組みです。

    パターン2 データシェア(データ容量を家族で分け合う)

    家族全体で「合計30ギガ」のように契約し、その中で使う量を分け合う仕組みです。あまりスマホを使わない方と、よく使う方が家族にいる場合、無駄なく分け合えるのが利点です。

    メリット

    • 1人あたりの月額料金が下がることが多い
    • データシェアなら、使わなかった分を他の家族が使える
    • 家族間の通話が無料になるプランもある

    確認しておきたいポイント

    • 本当に同じ携帯電話会社である必要があるか(格安SIMの場合、会社によって条件が異なります)
    • 同居していなくても対象になるか(多くの場合、離れて暮らす家族でも対象になります)
    • 代表者(契約者)を誰にするか(請求がまとめて届く場合があります)

    「まとめる」ことへの不安に、先にお答えします

    「請求が一つにまとまると、誰がいくら使ったか分かりにくいのでは」と心配される方もいます。多くの携帯電話会社では、明細を家族ごとに分けて確認できる仕組みがあります。契約時に、店舗で確認しておくと安心です。

    手続きの流れ

    1. 家族が同じ携帯電話会社を使っているか確認する
    2. 携帯電話会社の店舗、またはウェブサイトで「家族割」「シェアプラン」について相談する
    3. 契約内容を確認し、納得できれば申し込む

    その場で即決する必要はありません。 一度資料をもらって、家族で相談してから決めても大丈夫です。

    離れて暮らす家族との「まとめ契約」もできます

    同居していなくても、家族であることが確認できれば、多くの場合シェアプランの対象になります。別々に暮らす親子でまとめて契約し、それぞれの料金を下げるという使い方もよく見られます。

    まとめ

    • 家族割は、契約人数に応じて割引を受ける仕組み
    • データシェアは、家族全体の容量を分け合う仕組み
    • 同じ携帯電話会社であることが条件になることが多い
    • 離れて暮らす家族でも対象になることが多い
    • 契約前に、明細の分け方や代表者について確認しておくと安心

    あわせて読みたい: スマホ料金全体の見直し方は「スマホ料金が高いと感じたら見直す3項目」もあわせてご覧ください。

  • スマホ画面、正しい拭き方・保護フィルムの選び方

    「画面が指紋で汚れて、見にくい」
    「保護フィルムを貼りたいけれど、種類が多くて選べない」

    毎日触れるスマホの画面だからこそ、正しいお手入れの方法を知っておくと快適に使えます。この記事では、掃除の仕方と、保護フィルムの選び方をご紹介します。

    画面の正しい拭き方

    用意するもの

    • メガネ拭きのような、柔らかい布(眼鏡店やメガネの付属品で使うものと同じで大丈夫です)
    • 水(必要であれば)

    拭き方

    1. 電源を切るか、画面をロックしておく(誤操作を防ぐため)
    2. 乾いた柔らかい布で、優しく円を描くように拭く
    3. 指紋や汚れが落ちにくい場合は、布を軽く水で湿らせて拭き、その後乾いた布で仕上げる

    やってはいけないこと

    • ❌ ティッシュペーパーやタオルでゴシゴシ拭く(細かい傷がつくことがあります)
    • ❌ アルコールや洗剤を直接スプレーする(画面のコーティングを傷める可能性があります)
    • ❌ 水を大量にかける(内部に水が入り込む恐れがあります)

    保護フィルムとは

    画面の上に貼る、薄いシートです。傷や割れから画面を守る役割があります。主に2つの種類があります。

    1. ガラスフィルム

    ガラス素材でできた、しっかりした保護フィルムです。画面を割れにくくする効果が高いのが特徴です。少し値段は高めですが、うっかり落としたときの安心感があります。

    2. フィルムタイプ(プラスチック素材)

    薄くて柔らかい素材のフィルムです。価格が手頃で、指紋がつきにくい加工がされているものもあります。

    選び方のポイント

    • 自分のスマホの機種に合った、専用サイズのものを選ぶ(「(機種名) 保護フィルム」で検索すると見つかります)
    • 画面が割れやすいと感じる方は、ガラスフィルムがおすすめ
    • 「反射防止」タイプは、外での見やすさを重視する方に向いています

    貼り方(初めてでも大丈夫)

    多くの保護フィルムには、貼り方の説明書が付属しています。

    1. まず画面をきれいに拭いて、ホコリを取り除く
    2. フィルムの裏の保護シールをはがす
    3. 画面の端に合わせて、慎重に貼り付ける
    4. 気泡ができたら、付属のカードなどで中央から外側へ押し出す

    不安な場合は、無理に自分で貼らず、携帯電話会社の店舗や、スマホ販売店で貼ってもらうこともできます。 数百円程度で対応してもらえることが多いです。

    保護ケースもあわせて検討を

    画面だけでなく、本体全体を守る「保護ケース」も、落下時の安心感を高めてくれます。持ちやすさや、デザインの好みで選んでみてください。

    定期的な交換の目安

    保護フィルムは、傷や汚れが目立ってきたら交換のサインです。半年〜1年に一度程度、様子を見て貼り替えると、常に見やすい画面を保てます。

    まとめ

    • 拭くときは、柔らかい布で優しく。ティッシュやアルコールは避ける
    • 保護フィルムは「ガラス」と「フィルム」の2種類。割れが心配ならガラスタイプ
    • 自分の機種専用サイズを選ぶ
    • 貼るのが不安なら、店舗で貼ってもらうこともできる

    あわせて読みたい: うっかり画面を割ってしまったときの対処は「スマホの画面が割れた・壊れた! まず確認すべき5つのこと」もご覧ください。

  • スマホ契約書の見方 — サインする前に確認したい3か所

    新しいスマホの契約や、プランの変更のとき、店員さんの説明を聞きながら渡される契約書面。「サインはしたけれど、正直よく分からなかった」という経験はありませんか。この記事では、最低限確認しておきたいポイントをご紹介します。

    確認ポイント1 月々の合計金額

    契約書には、いくつもの項目が並んでいますが、まず見るべきは**「月々のお支払い目安額」**という欄です。

    • 基本料金
    • 端末代金の分割払い(あれば)
    • オプション料金

    これらをすべて合計した金額が、実際に毎月引き落とされる目安です。「今月だけ安い」という説明の場合は、いつからいくらに変わるのかも必ず確認しましょう。

    確認ポイント2 契約期間・解約金の有無

    「◯年間は解約すると違約金がかかる」という契約になっていないか確認します。最近は縛りのないプランが増えていますが、機種代金の分割払いが残っている場合、端末代金だけは支払い義務が残ることがあるので、その点は区別して理解しておきましょう。

    確認ポイント3 オプションサービスの内容

    契約時に、いくつかのオプション(補償サービス、動画配信サービスなど)を勧められることがあります。

    • 無料期間はいつまでか
    • 自動的に有料に切り替わるかどうか
    • 不要なら、その場で外してもらえるか

    「とりあえず無料だから」と勧められるままにせず、本当に必要かどうか、その場で質問して確認することが大切です。

    分からないことは、その場で聞いてよい

    契約書は、その場でサインを急かされるものではありません。「持ち帰ってゆっくり読んでから決めたい」と伝えるのも、正当な選択です。 良心的なお店であれば、快く対応してくれます。

    • 「この項目はどういう意味ですか?」
    • 「結局、来月からいくら払うことになりますか?」
    • 「今つけているオプションは、後から外せますか?」

    このような質問を遠慮なくすることが、後悔しない契約につながります。

    家族に相談してから決めるのも、良い方法

    大きな契約は、その場で即決せず、一度持ち帰って家族に相談するのもおすすめです。特に「よく分からないまま高額なオプションをつけられた」という後悔は、事前の相談で防げることが多いです。

    契約後も、内容を見返せるようにしておく

    契約書は、サインした後も大切に保管しておきましょう。後から「これはどんな契約だったか」を確認したいときに役立ちます。スマホで写真に撮っておくのも良い方法です。

    定期的な見直しも忘れずに

    契約時だけでなく、年に一度程度、契約内容を見直す習慣をつけると、不要なオプションに気づきやすくなります。「スマホ料金が高いと感じたら見直す3項目」もあわせてご覧ください。

    まとめ

    • 契約書は「月々の合計金額」「契約期間・解約金」「オプションの内容」を重点的に確認
    • 分からないことは、遠慮なくその場で質問してよい
    • 即決せず、持ち帰って家族に相談するのも正当な選択
    • 契約後も内容を保管し、年に一度は見直しを

    あわせて読みたい: 契約先を見直す際の選び方は「60代の格安SIM乗り換え・後悔しない選び方」もどうぞ。

  • 「今どこにいる?」に困らない、家族の見守りアプリの使い方

    外出先で「今どこにいるの?」と家族から電話がかかってきて、うまく説明できずに困った経験はありませんか。反対に、離れて暮らすお子さんから「何かあったときにすぐわかる方法はないか」と聞かれることもあるかもしれません。実は、スマホの中には、言葉で説明しなくても居場所を伝えられる機能が備わっています。

    「見守りアプリ」とは何をするもの?

    一言でいうと、自分の今いる場所を、決めた家族だけに見えるようにする機能です。難しい操作は必要なく、一度設定すれば、あとは普段通りスマホを持ち歩くだけで済みます。

    • 監視されているようで抵抗がある、と感じる方もいますが、見られるのは自分が許可した家族だけです
    • いつでも設定をオフにしたり、共有する相手を変えたりできます

    代表的な2つの方法

    方法1: LINEの「位置情報」を送る

    LINEのトーク画面から、その場にいる自分の位置を1回だけ送ることができます。

    1. 家族とのLINEトーク画面を開く
    2. メッセージ入力欄の横にある「+」マークをタップ
    3. 「位置情報」を選び、地図が表示されたら「送信」をタップ

    これは「今この瞬間」の場所を1回送る方法です。買い物先や病院についたことを知らせたいときに便利です。

    方法2: 常に居場所がわかる見守りサービスを使う

    「毎回送るのは面倒」「離れて暮らす家族に、いつでも安心してもらいたい」という場合は、常時共有できるサービスを使う方法もあります。

    • iPhoneどうしなら「探す」アプリの中の「人を探す」機能で、家族間の位置を常に共有できます
    • Androidには「Googleファミリーリンク」や、各携帯電話会社が提供する見守りサービスがあります
    • 契約している携帯電話会社に相談すると、専用の見守りアプリを紹介してもらえることもあります

    設定するときの考え方

    1. まず家族と話し合う: 「何かあったときのために」という目的をお互いに確認してから設定すると、安心して使えます
    2. 常時共有か、必要なときだけかを決める: プライバシーが気になる場合は、外出時だけオンにする、といった使い方も可能です
    3. バッテリーの減りを確認する: 位置情報を常に使う機能は、多少電池の減りが早くなることがあります。電池を長持ちさせる工夫とあわせて調整するとよいでしょう

    こんな場面で役に立ちます

    • 買い物や通院で外出したことを、離れて暮らす家族にさりげなく伝えられる
    • 台風や地震など、もしものときにすぐ無事を確認してもらえる
    • 逆に、お孫さんの外出先を見守りたいときにも同じ仕組みが使えます

    注意しておきたいこと

    • 見守り機能は家族間の「安心」のためのものです。無関係な相手に位置情報を送らないよう、共有先は必ず確認してから設定してください
    • 「あなたの位置情報が漏れています」といった不安をあおるメッセージやアプリの案内には注意してください。設定は必ずスマホ本体の「設定」アプリや、公式のLINE・Googleの機能から行いましょう

    まとめ

    • 見守りアプリは「決めた家族だけに、今の場所を伝える」仕組み
    • LINEなら1回だけ、常時共有ならiPhoneの「探す」やAndroidの家族向け機能が使える
    • 設定前に家族と目的を話し合っておくと、安心して使える
    • 共有先の確認と、公式機能からの設定を徹底する

    あわせて読みたい: 家族とのつながり方をもっと知りたい方には「60歳からのLINE超入門」もおすすめです。写真の送り方やビデオ通話のやり方など、家族と安心してつながる方法をまとめています。

  • PayPayなどのキャッシュレス決済、何から始めればいい?

    スーパーやドラッグストアのレジで「PayPayですか? 現金ですか?」と聞かれて、戸惑ったことはありませんか。まわりが当たり前のように画面をかざしているのを見て、「自分も使ってみたいけれど、お金が絡むことだから怖い」と感じる方は多いと思います。この記事では、仕組みの考え方と、安全な始め方を順番に説明します。

    キャッシュレス決済とは、電子的な「お財布」

    現金を持ち歩く代わりに、スマホの中に「電子のお財布」を作るイメージです。あらかじめお金を入れておく(チャージする)か、クレジットカードとつなげておくと、レジでスマホの画面を見せるだけで支払いが完了します。

    • 現金と違う点: 小銭のやり取りがなく、レシートも自動で記録が残る
    • 共通する点: 使った分だけ引かれる、という基本の考え方は現金と同じ

    始める前に知っておきたい3つのこと

    1. チャージ式が安心: 銀行口座やクレジットカードを直接つなげるより、まず現金でチャージ(入金)して使う方法から始めると、使いすぎの心配が少なくなります
    2. 上限を決めておく: 「1回のチャージは3,000円まで」など、自分の中でルールを決めておくと安心です
    3. どこでも使えるわけではない: 小さな個人商店などは対応していないこともあります。現金も引き続き持ち歩きましょう

    実際の始め方(PayPayを例に)

    1. スマホの「App Store」(iPhone)か「Playストア」(Android)で「PayPay」と検索し、インストールする
    2. アプリを開き、電話番号を入力して届いたSMSの確認コードを入力する
    3. 「チャージ」の画面から、コンビニのレジや銀行口座を使って入金する(最初は1,000〜2,000円程度の少額がおすすめです)
    4. お店のレジで「PayPayで」と伝え、画面に表示されたバーコードを見せるか、お店のQRコードを読み取る

    操作はこの4つだけです。一度お子さんやお孫さんに横で見てもらいながら試すと、次からは一人でも安心して使えるようになります。

    気をつけたいポイント

    • 画面を人に見せすぎない: バーコードには少額とはいえお金の情報が関わります。会計時以外はむやみに見せないようにしましょう
    • 「還元金がもらえる」という怪しいメッセージに注意: キャッシュレス決済の普及に便乗した詐欺メッセージも報告されています。公式アプリ以外からの案内は信じないでください
    • 家族と使い方を共有しておく: チャージ残高や利用履歴は、家族に見てもらえる状態にしておくと、困ったときにすぐ相談できます

    こんな人には特におすすめ

    • 小銭の計算がわずらわしいと感じる方
    • 財布を忘れても、スマホさえあれば買い物できる安心感がほしい方
    • 家計の記録を自動で残したい方(アプリに履歴が残るので、後から「何に使ったか」が確認しやすくなります)

    まとめ

    • キャッシュレス決済は「スマホの中の電子財布」と考えるとわかりやすい
    • まずは少額のチャージから始め、上限を決めて使う
    • 画面をむやみに人に見せない、怪しい還元メッセージに注意する
    • 家族と使い方を共有しておくと、より安心して使える

    あわせて読みたい: 家計の支出を見える化したい方には、BOOTHの「かんたんExcel家計簿」もあわせてご覧ください。キャッシュレス決済の利用履歴と合わせて使うと、家計管理がさらに楽になります。

  • 「二段階認証」って何? 面倒でも設定しておきたい理由

    LINEやスマホの設定画面で「二段階認証」「2要素認証」という言葉を見かけて、「難しそう」「よくわからないから、そのままにしている」という方は多いのではないでしょうか。実は仕組みはシンプルで、一度設定してしまえば、日常の使い方はほとんど変わりません。この記事で、たとえ話を使ってやさしく解説します。

    二段階認証を、鍵にたとえると

    普段、家の鍵は1つだけで開け閉めしていますよね。二段階認証は、「鍵」に加えて「もう一つの確認」を用意するようなものです。

    1. 1つ目の鍵: いつものパスワード
    2. 2つ目の確認: スマホに届く確認コード(数字)や、指紋・顔認証

    たとえ誰かにパスワード(1つ目の鍵)を知られてしまっても、2つ目の確認がなければログインできません。「合言葉を知っているだけでは家に入れない」仕組みと考えると、イメージしやすいと思います。

    なぜ設定したほうがいいのか

    「自分は狙われないから大丈夫」と思いがちですが、パスワードは思わぬところから漏れることがあります。

    • 他のサービスと同じパスワードを使い回している
    • 偽のログイン画面(フィッシングサイト)にうっかり入力してしまった
    • 家族や知人しか知らないはずの情報から、パスワードを推測される

    こうした場合でも、二段階認証を設定していれば、ログインの最後の一歩を防ぐ壁になります。LINEの乗っ取り被害の多くも、二段階認証(LINEでは「本人確認」という設定名の場合もあります)を設定していれば防げたケースが少なくありません。

    LINEでの設定の考え方

    LINEには「パスコードロック」や、機種変更時に必要な「本人確認」の設定があります。細かい手順は機種やアプリのバージョンで変わりますが、探す場所はだいたい共通しています。

    1. LINEの「ホーム」画面で、右上の設定(歯車マーク)を開く
    2. 「アカウント」の項目を探す
    3. 「パスコードロック」や「本人確認」などの安全に関する項目を確認する

    わからないときは、無理に一人で進めず、家族に画面を見せながら一緒に設定してもらうのが一番確実です。

    Googleアカウント・Apple IDでも同じ考え方

    LINEだけでなく、写真や連絡先を管理しているGoogleアカウント(Android)やApple ID(iPhone)にも、同じような「2段階認証」の設定があります。これらは特に、写真や連絡先のバックアップを預けている大切な場所なので、設定しておくと安心です。

    設定するときの注意点

    • 確認コードの受け取り方法(電話番号かメールか)を、必ずメモに控えておく
    • 機種変更のときは、この設定があると本人確認の手順が増えます。事前に家族や携帯電話会社に相談してから機種変更すると、スムーズです
    • 「本人確認コードを教えてください」という電話やメッセージは、詐欺の常套手段です。コードは誰にも教えないでください

    まとめ

    • 二段階認証は「鍵」に加えて「もう一つの確認」を用意する仕組み
    • パスワードが漏れても、最後の一歩を防いでくれる
    • LINE・Googleアカウント・Apple IDなど、大切な情報を扱うサービスから設定するのがおすすめ
    • 確認コードは誰にも教えないことが大切

    あわせて読みたい: LINEの基本的な使い方や、家族とのつながり方は「60歳からのLINE超入門」でも詳しくご紹介しています。

  • スマホの画面が割れた・壊れた! まず確認すべき5つのこと

    「うっかり落として、画面にヒビが入ってしまった」
    「画面が真っ暗になって、何も映らない」

    そんなとき、慌てて修理店に駆け込む前に、まず確認しておきたいことがあります。落ち着いて、一つずつ見ていきましょう。

    まず、電源を切らずに反応を確認する

    画面が割れていても、タッチ操作や表示が正常に動いていることも多いです。まずは次を確認してください。

    1. 画面に触れて、いつも通り反応するか
    2. 電話やLINEの通知が表示されるか
    3. 音は鳴るか(着信音・操作音)

    これらが問題なければ、「見た目は割れているが、中身は動いている」状態です。急いで修理しなくても、しばらく使い続けられる場合があります。ただし、ヒビから手を切らないよう、フィルムやケースで保護しておきましょう。

    画面が真っ暗・映らないとき

    タッチしても反応がない、画面が真っ暗なままという場合は、以下を順番に試してください。

    1. 音量ボタンと電源ボタンを同時に長押しする(強制的に再起動できる機種が多いです)
    2. それでも反応しない場合、充電器につないで10分ほど置いてからもう一度試す(電池切れで真っ暗になっていることもあります)
    3. 再起動しても直らない場合は、内部の故障が疑われます。無理に分解せず、次の「データの確認」に進んでください

    データが心配なときにやること

    画面が映らないと、「中の写真や連絡先はどうなるのか」と不安になりますよね。多くの場合、画面が壊れても、本体の中のデータ自体は消えていません。

    • パソコンにスマホをつなぐと、画面が見えなくても写真だけ取り出せることがあります
    • ふだんから写真をパソコンやクラウドにバックアップしておくと、こうした場面でも安心です
    • 携帯電話会社の店舗に相談すれば、データを保ったまま修理・交換できる方法を案内してもらえます

    修理に出す前に確認しておきたいこと

    修理を依頼する前に、次の3点を確認しておくと、余計な出費や後悔を防げます。

    • 保証期間内かどうか(購入時の書類や、購入店のアプリで確認できます)
    • 携帯電話会社の「あんしん保証」のようなオプションに入っていないか(月々の料金明細に記載があります)
    • 正規の窓口か(街中の「即日修理」をうたう店の中には、非正規の部品を使う店もあります。まずは購入した携帯電話会社や、メーカーの公式窓口に確認するのが安心です)

    注意: 「今すぐ修理します」の電話や訪問に気をつける

    画面が壊れて困っている様子を見て、「格安で修理します」と近づいてくる詐欺のような手口も報告されています。自分から連絡していない業者からの電話や訪問は、いったん断って、家族や携帯電話会社の正規窓口に確認するようにしてください。こうしたスマホの困りごとにつけこむ手口の見分け方は、拙著『60歳からのスマホ詐欺対策』でもいくつかご紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。

    まとめ

    • 画面が割れていても、タッチや通知が動いていれば慌てなくて大丈夫
    • 真っ暗な場合は、まず長押しでの再起動と充電を試す
    • データは本体に残っていることが多いので、日頃のバックアップが安心につながる
    • 修理は保証・オプションの確認と、正規窓口への相談を優先する
    • 「今すぐ格安で修理」を持ちかける連絡には注意する

    あわせて読みたい: こうしたスマホの困りごとにつけこむ詐欺の手口については「60歳からのスマホ詐欺対策」で、実例つきでわかりやすく解説しています。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。