「有名ブランドの品物が、驚くほど安く売られている」
「SNSの広告で見つけたお店、なんだか聞いたことがない」
インターネットで買い物をする機会が増えるほど、偽のショッピングサイトに出会う可能性も高まります。この記事では、見分け方と、万一のときの対処をご紹介します。
一番のサイン: 「安すぎる」
偽サイトの最大の特徴は、相場からかけ離れた安さです。定価1万円のものが2,000円で売られていたら、それは「お買い得」ではなく「怪しい」と考えてください。本物の会社が、赤字覚悟でそこまで値下げすることはまずありません。
3秒でできるチェックポイント
その1 会社の情報が書かれているか
ページの下の方に「特定商取引法に基づく表記」という項目があるか確認してください。ここに、運営会社の名前・住所・電話番号が書かれているのが正規のお店です。この記載がない、または内容が不自然(住所が存在しない、電話番号がないなど)なサイトは避けましょう。
その2 日本語が不自然でないか
「在庫わずかのため今すぐご注文を」のような、妙に流暢すぎたり、逆にたどたどしい日本語は、海外の詐欺グループが作ったサイトによく見られる特徴です。
その3 支払い方法が「銀行振込のみ」でないか
信頼できるお店は、クレジットカードやコンビニ決済など、複数の支払い方法を用意しています。「個人名義の銀行口座への振込」しか選べないサイトは、特に警戒してください。 振り込んでしまうと、取り戻すのが非常に困難です。
SNSの広告から来た場合は、特に慎重に
InstagramやFacebookの広告で見つけたお店で、聞いたことのないブランド名だった場合は、注文する前に一呼吸置いてください。
- お店の名前で検索し、「(お店の名前) 詐欺」「(お店の名前) 評判」と調べてみる
- 似たような被害の報告がないか確認する
注文してしまった後、心配なとき
- クレジットカードで支払った場合: カード会社に連絡し、「詐欺サイトで利用してしまった可能性がある」と伝えてください。不正利用として対応してもらえることがあります
- 銀行振込をしてしまった場合: すぐに振込先の銀行と、ご自身の銀行の両方に連絡してください。「振り込め詐欺救済法」の手続きで、お金が戻る可能性があります
- 迷ったら、消費者ホットライン188に相談してください。「消費者ホットライン188の使い方」もあわせてご覧ください
安心して買い物をするために
- 大手の通販サイト(Amazon、楽天市場など)を経由して買う
- 初めてのお店は、少額の買い物から試してみる
- 「安すぎる」と感じたら、一度立ち止まって確認する習慣を
まとめ
- 偽ショッピングサイトの一番のサインは「安すぎる」こと
- 「特定商取引法に基づく表記」の有無を確認する
- 支払いが「銀行振込のみ」のサイトは特に警戒を
- 被害にあったら、カード会社・銀行・消費者ホットライン188へすぐ相談
あわせて読みたい: ネット上の詐欺の型を体系的に知っておきたい方には、拙著『60歳からのスマホ詐欺対策』(Kindle)もおすすめです。
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