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  • LINEで知らない人から「友だち追加」されたら

    「知らない名前の人から、友だちに追加されました、というメッセージが来た」
    「見知らぬアカウントから、いきなりメッセージが届いた」

    心当たりのない相手からの接触に、戸惑ったことはありませんか。この記事では、正しい対処法をご紹介します。

    まず、慌てなくて大丈夫です

    見知らぬ相手から友だち追加されたりメッセージが届いたりしただけでは、何か被害が発生するわけではありません。 メッセージを開いて読むだけでも、通常は問題ありません(ただし、中のリンクは押さないようにしましょう)。

    よくある「知らない人からの接触」のパターン

    パターン1 電話番号から自動的に見つかった

    LINEには、電話帳に登録された電話番号をもとに、自動的に「友だちかもしれない人」を表示する機能があります。過去に電話番号を交換した相手が、時間が経ってから「友だち」として表示されることもあります。この場合は、特に危険ではありません。

    パターン2 見知らぬ勧誘・宣伝

    「お得な情報があります」「副業で稼げます」といった、知らない相手からの勧誘メッセージです。興味を引く内容で連絡を続けさせ、最終的に高額な商品やお金を求めてくる詐欺の入り口であることが多いです。

    パターン3 なりすまし・乗っ取りの可能性

    まれに、以前の友だちのアカウントが乗っ取られ、別人として送られてくることもあります。「LINEのなりすまし「プリペイドカード買って」の正体」もあわせてご覧ください。

    対処法

    1. 返信しない

    知らない相手からのメッセージに、興味本位で返信しないのが基本です。返信すると「反応する人」だと伝わり、より執拗な接触が続くことがあります。

    2. リンクは絶対に押さない

    メッセージの中にリンクがあっても、押さないでください。偽サイトへ誘導される可能性があります。

    3. ブロックする

    1. その相手とのトークを開く
    2. 右上の「≡」(メニュー)を押す
    3. 「ブロック」を選ぶ

    ブロックすると、相手からのメッセージは届かなくなり、こちらの情報も見られなくなります。相手に通知が行くこともありません。

    4. 通報する(悪質な場合)

    明らかに詐欺や迷惑行為だと感じた場合は、ブロックと合わせて「通報」機能も使えます。同じメニューの中にある「通報」を選ぶと、LINE運営に情報が伝わります。

    「友だち自動追加」の設定を見直す

    そもそも知らない人から見つかりにくくするための設定もあります。

    1. LINEの設定(歯車マーク)を開く
    2. 「友だち」を選ぶ
    3. 「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」の項目をオフにする

    これで、電話番号を知っているだけの人から、自動的に見つけられることが少なくなります。

    まとめ

    • 知らない人からの接触だけでは、被害は発生しない
    • 返信しない、リンクは押さない、が基本の対応
    • 不安なら「ブロック」、悪質なら「通報」も使える
    • 「友だち自動追加」をオフにすると、見つかりにくくなる

    あわせて読みたい: LINEを使った詐欺の手口は「LINEのなりすまし「プリペイドカード買って」の正体」もどうぞ。基本操作は拙著『60歳からのLINE超入門』(Kindle)で体系的にご紹介しています。

  • スマホの音量・着信音の設定 — 「電話に気づかない」を防ぐ

    「電話が鳴っていたのに、気づかなかった」
    「音が小さくて、家族からの着信を見逃してしまう」

    スマホの音量や着信音は、自分に合わせて調整できます。 この記事では、聞き逃しを防ぐための設定方法をご紹介します。

    音量を確認・調整する

    一番手軽な方法は、スマホ本体の横にあるボタンです。

    1. 本体の側面にある「音量ボタン」(上下、または+−のマーク)を押す
    2. 画面に音量の目盛りが表示される
    3. 大きくしたい方向のボタンを押し続ける

    このとき、「着信音」の目盛りが動いているか確認してください。 音楽を聞いているときなどは「メディア音量」という別の目盛りが表示されることがあり、そちらを上げても着信音は大きくなりません。

    設定から、しっかり確認する方法

    iPhoneの場合

    1. 「設定」→「サウンドと触覚」を開く
    2. 「着信音と通知音」の音量バーを、聞こえやすい位置まで動かす
    3. 「着信音」の項目から、聞き取りやすい音を選ぶこともできます

    Androidの場合

    1. 「設定」→「音」(または「サウンドとバイブレーション」)を開く
    2. 「着信音の音量」のバーを調整する
    3. 「着信音」の項目から、好きな音を選べます

    マナーモードになっていないか確認

    「音量は上げたはずなのに鳴らない」というときは、**マナーモード(消音モード)**になっている可能性があります。

    • iPhone: 本体側面の小さいスイッチが、オレンジ色になっていないか確認(オレンジ=マナーモード)
    • Android: 音量ボタンを押したときに出る目盛りの近くに、ベルのマークがあれば、それが消音になっていないか確認

    バイブレーション(振動)も併用する

    音だけでなく、振動も一緒に設定しておくと、聞き逃しをさらに防げます。

    • iPhone: 「設定」→「サウンドと触覚」→「着信スイッチ~をオンにしたとき」の振動設定
    • Android: 「設定」→「音」→「着信音とバイブレーション」

    音が聞こえにくい環境(テレビをつけているときなど)でも、振動なら気づきやすくなります。

    特定の人からの着信だけ、目立たせる方法

    家族など、大事な相手からの電話だけ特別な着信音にしておくと、「誰からの電話か」が音だけで分かるようになります。

    1. 電話帳(連絡先)アプリを開く
    2. 目立たせたい相手を選ぶ
    3. 「編集」→「着信音」の項目で、専用の音を設定する

    通知の音も、あわせて確認を

    LINEなどのメッセージの通知音も、同じように「設定」の中の「通知」の項目から音量や種類を確認できます。「LINEの通知が来ない時に確認する5つの設定」もあわせてご覧ください。

    まとめ

    • 本体横の音量ボタンで、着信音量を手軽に調整できる
    • 「設定」からは、より詳しく音量や音の種類を選べる
    • マナーモードになっていないか、あわせて確認を
    • 振動もオンにしておくと、聞き逃しをさらに防げる
    • 大事な人の着信音だけ変えておくのもおすすめ

    あわせて読みたい: スマホの基本設定にまだ不安がある方は、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)で、分からないことをAIに気軽に聞く方法もご紹介しています。

  • アプリの更新、自動にしておくと安心です — 設定方法

    「アプリの更新って、そもそも何のためにあるの?」
    「毎回『更新してください』と出るのが、正直面倒」

    アプリの更新(アップデート)は、不具合の修正や、安全性を高めるための大事な作業です。この記事では、更新の意味と、自動化して手間をなくす設定方法をご紹介します。

    なぜ更新が必要なのか

    アプリは、公開された後も少しずつ改良され続けています。更新には、主に3つの意味があります。

    1. 不具合の修正: 動きがおかしい部分を直す
    2. 安全性の向上: 悪用されやすい弱点をふさぐ(これが一番大切です)
    3. 新しい機能の追加: 使える機能が増える

    特に2番目の「安全性」は重要です。古いままのアプリは、詐欺やウイルスに狙われやすい状態が続いてしまいます。

    自動更新にする設定(一度やれば、あとは自動)

    iPhoneの場合

    1. 「設定」を開く
    2. 「App Store」を選ぶ
    3. 「Appのアップデート」のスイッチをオンにする

    これで、Wi-Fiにつながっているときに、アプリが自動で最新の状態に更新されるようになります。

    Androidの場合

    1. 「Playストア」アプリを開く
    2. 右上の自分のアイコンを押す
    3. 「設定」→「ネットワーク設定」→「アプリの自動更新」
    4. 「Wi-Fi経由のみで自動更新する」を選ぶ(通信量を気にせず更新できます)

    「Wi-Fi経由のみ」を選ぶ理由

    自動更新を「常に」にしてしまうと、外出先でギガ(データ通信量)を多く使ってしまうことがあります。自宅のWi-Fiにつながっているときだけ更新される設定にしておけば、通信量を気にせず、安全に保てます。

    スマホ本体の更新も忘れずに

    アプリだけでなく、スマホ本体のソフトウェア更新も同じくらい大切です。

    • iPhone: 設定 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」
    • Android: 設定 →「システム」→「システムアップデート」

    こちらは容量が大きく時間がかかることが多いため、寝る前に、充電しながら行うのがおすすめです。

    自動更新にしても、たまに確認を

    自動更新にしておけば基本的に手間はかかりませんが、月に一度程度、アプリストアを開いて「更新」の項目に何か残っていないか眺めてみると、より安心です。

    まとめ

    • アプリの更新は、不具合修正と安全性向上のために大切
    • 「自動更新」を一度設定すれば、以後は手間がかからない
    • 「Wi-Fi経由のみ」にすれば、通信量を気にせず更新できる
    • スマホ本体の更新も忘れずに(寝る前・充電しながらがおすすめ)

    あわせて読みたい: 「更新をためて動きが遅くなる」ケースは「スマホが遅い・固まる時の直し方」でもご紹介しています。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。

  • 「登録完了しました」の画面が突然出たら — ワンクリック詐欺の対処法

    インターネットのページを見ていたら、突然——

    「ご登録ありがとうございます。料金〇〇円を3日以内にお支払いください」

    こんな画面が出て、心臓が縮み上がった経験はありませんか。これは「ワンクリック詐欺」と呼ばれる、古くからある手口です。この記事では、正しい対処法をお伝えします。

    結論: 何もする必要はありません

    先に、一番大事なことをお伝えします。この画面が出ただけでは、契約は一切成立していません。支払う必要も、連絡する必要もありません。

    日本の法律では、料金の発生する契約には「金額・支払い方法などをきちんと確認できる画面」が必要と定められています。突然「登録完了」と表示されるだけの仕組みは、この条件を満たしておらず、法律上、契約そのものが無効です。

    なぜ、こんな画面が出るのか

    ワンクリック詐欺の目的は、あなたを不安にさせて、お金を払わせる、または個人情報を聞き出すことです。

    • 「支払わないと法的措置を取る」という脅し文句
    • 「今すぐこちらに連絡を」という電話番号やメールアドレスの表示
    • 「あなたのIPアドレスは〇〇です」という、専門用語を使った脅し(実際には、これだけで個人を特定することはできません)

    これらはすべて、不安をあおるための演出です。

    やってはいけないこと

    • ❌ 表示された電話番号やメールアドレスに連絡する(これが一番危険です。 連絡した瞬間に、あなたが「反応する人」だと相手に伝わり、さらに執拗な請求が続くことがあります)
    • ❌ お金を払う
    • ❌ 「退会」「解約」のボタンを押す(個人情報が抜き取られる場合があります)
    • ❌ 慌てて画面の指示に従う

    正しい対処法

    1. 何もせず、画面を閉じる
    2. 閉じられない場合は、ブラウザ(インターネットを見るアプリ)ごと閉じる
    3. それでも表示され続ける場合は、スマホを再起動する

    これだけで終わりです。何も起きません。

    不安が残るときは

    • 消費者ホットライン188に相談してください。「ワンクリック詐欺の画面が出たが、何もしていない」と伝えれば、対応を教えてもらえます
    • 家族や周りの人に話してみることも、不安を和らげる助けになります

    もし、うっかり個人情報を入力してしまったら

    画面の指示に従って、名前や電話番号を入力してしまった場合は、少し注意が必要です。

    • 以後、その情報宛てに詐欺の連絡が来る可能性があります
    • 知らない番号からの着信やメールには応じない
    • 不審な請求書が届いても、支払わずに188に相談する

    予防のために

    • 怪しい広告や、極端に興味を引く見出し(「〇〇の裏側」など)のリンクは踏まない
    • アプリやブラウザは、最新の状態に更新しておく

    まとめ

    • 突然の「登録完了」画面は、契約が成立していない、ただの脅し
    • 電話やメールで連絡しない、お金を払わない、退会ボタンも押さない
    • 何もせず画面を閉じるだけで対応は完了
    • 不安なら消費者ホットライン188へ

    「不安にさせて、急がせるものは、ぜんぶ疑う」——この合言葉を、今日も思い出してください。


    あわせて読みたい: 偽警告画面や偽SMSなど、他の詐欺の型もあわせて知っておくと安心です。拙著『60歳からのスマホ詐欺対策』(Kindle)で、5つの型をまとめてご紹介しています。

  • スマホで電子書籍を読む方法 — 字を大きくして、いつでも読書を

    「本を読みたいけれど、字が小さくて疲れる」
    「本屋や図書館に行くのが、少し大変になった」

    そんな方にこそ試していただきたいのが、電子書籍です。スマホやタブレットの画面で本を読む仕組みで、実は紙の本より読みやすくなる工夫がたくさんあります。

    電子書籍とは

    本の中身を、紙ではなく画面で読む形式です。代表的なアプリに「Kindle(キンドル)」があります。買った本は、スマホの中にどんどん保存され、何冊持ち歩いても重くなりません。

    始め方

    1. App Store(iPhone)またはPlayストア(Android)で「Kindle」と検索し、無料のアプリを入れる
    2. Amazonのアカウントでログインする(お持ちでなければ、その場で作成できます)
    3. アプリの中の「ストア」から、読みたい本を探して購入する
    4. 購入した本は自動的にアプリに追加され、すぐに読み始められます

    電子書籍の、うれしいポイント

    1. 文字の大きさを、自由に変えられる

    紙の本と一番違うのがここです。画面の中の「文字サイズ」の設定から、読みやすい大きさに、その場で変更できます。 老眼で細かい文字がつらい方には、これだけでも大きな助けになります。

    2. 何冊持ち歩いても、重さは変わらない

    旅行や外出のとき、読みたい本を何冊入れても、スマホ1台分の重さのままです。

    3. 夜、電気をつけずに読める

    画面が光るタイプの設定にすれば、暗い部屋でも部屋の電気をつけずに読書ができます(逆に、目に優しい設定に変えることもできます)。

    4. すぐに手に入る

    本屋に行かなくても、注文した瞬間から読み始められます。 続きが気になる本があれば、次の巻もすぐに購入できます。

    読みやすくする設定

    1. 本を開いた状態で、画面の上か下をタップすると、メニューが表示されます
    2. 「Aa」のようなマークを押すと、文字の大きさ・書体・背景の色を変更できます
    3. 文字を大きく、行間を広めにすると、読みやすさがぐっと変わります

    一度設定すれば、次に開く本にも同じ設定が引き継がれることが多いです。

    無料で読める本もあります

    Kindleには、**Kindle Unlimited(読み放題)**というサービスもあり、対象の本であれば追加料金なしで読み放題になります。気になる方は、まず無料お試し期間で試してみるのもおすすめです。

    音声で聞く読書もあります

    目の疲れが気になるときは、本を「読む」のではなく「聞く」という方法もあります。オーディオブックというサービスで、朗読を耳で聞きながら楽しめます。家事をしながら、散歩をしながらでも、読書の時間を持てます。

    まとめ

    • 電子書籍は、スマホの画面で本を読む仕組み。Kindleアプリが代表的
    • 文字の大きさを自由に変えられるのが、紙の本にない大きな利点
    • 何冊持ち歩いても重さは変わらず、すぐに手に入る
    • 目が疲れるときは、耳で聞くオーディオブックという選択肢も

    あわせて読みたい: このサイトの運営者が書いた書籍も、すべてKindleで読むことができます。『60歳からのChatGPT超入門』『60歳からのLINE超入門』など、シニア向けにやさしく解説した書籍シリーズをぜひご覧ください。

  • モバイルバッテリー、初めての選び方 — 難しい数字は気にしなくて大丈夫

    外出先でスマホの電池が心細くなったとき、頼りになるのが**モバイルバッテリー(持ち歩ける充電池)**です。「種類が多くて、どれを選べばいいか分からない」という方に向けて、選び方のポイントをご紹介します。

    モバイルバッテリーとは

    あらかじめ充電しておいた「予備の電池」を持ち歩き、外出先でスマホにつないで充電できる機器です。カバンに1つ入れておくだけで、電池切れの不安がぐっと減ります。

    選ぶときに見る、たった1つの数字

    パッケージに書かれた数字はたくさんありますが、まず見るべきは「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位の数字だけで十分です。この数字が大きいほど、たくさん充電できます。

    • 5,000mAh前後: スマホを1回分、フル充電できる程度。軽くて持ち歩きやすい
    • 10,000mAh前後: スマホを2回分ほど充電できる。旅行や長時間の外出向け
    • 20,000mAh以上: かなり大容量。頻繁に使う方、複数の機器を充電したい方向け

    普段のちょっとした外出用なら、5,000〜10,000mAhで十分です。大は小を兼ねますが、その分重くなることも覚えておきましょう。

    選ぶときのその他のポイント

    • 重さ・大きさ: 持ち歩くものなので、カバンに入れて負担にならない重さを選びましょう
    • 同時に何台つなげるか: 差し込み口(USBポート)が2つあれば、家族の分と2台同時に充電できます
    • メーカー: 聞いたことのある大手メーカーのものを選ぶと、安全面でも安心です

    使い方の基本

    1. モバイルバッテリー自体を、あらかじめ自宅で満タンに充電しておく
    2. 外出時にカバンに入れて持ち歩く
    3. スマホの電池が少なくなったら、充電ケーブルでモバイルバッテリーとスマホをつなぐ

    普段からモバイルバッテリー自体の充電を忘れないようにするのが、唯一のコツです。「使う前日に充電しておく」を習慣にしましょう。

    こんなときに、特に持っておきたい

    安全に使うために

    • 極端に安すぎる、聞いたことのないメーカーのものは避ける
    • 熱くなりすぎたり、膨らんだりしたバッテリーは、使用をやめて処分する
    • 飛行機に持ち込む場合は、容量に制限があるため事前に確認する

    まとめ

    • 選ぶときは「mAh」の数字だけ見れば十分。5,000〜10,000mAhが日常使いの目安
    • 重さ・差し込み口の数・メーカーも確認を
    • 使う前日に、あらかじめ充電しておく習慣をつける
    • 災害の備えとしても、1つ持っておくと安心

    あわせて読みたい: スマホ本体の電池を長持ちさせる工夫は「スマホの電池を長持ちさせる7つの習慣」もあわせてご覧ください。

  • 動画配信サービス、結局どれを選べばいい? — 初めての方向けの選び方

    「テレビでよく聞く『配信サービス』、種類が多くてどれがいいか分からない」
    「孫に勧められたけど、月額料金がかかると聞いて迷っている」

    Netflix、Amazonプライム・ビデオ、NHKオンデマンドなど、動画配信サービスは数多くあります。この記事では、初めての方が迷わず選べるように、考え方を整理してご紹介します。

    動画配信サービスとは

    テレビ番組や映画を、決まった時間に見るのではなく、好きなときにスマホやテレビで見られる仕組みです。多くは月額料金を払うと、見放題になります。

    選ぶときの3つの質問

    質問1: 何を見たいか

    • 昔のドラマや懐かしい番組を見たい → NHKオンデマンド、TVer(無料のものも多い)
    • 映画やドラマを幅広く見たい → Netflix、Amazonプライム・ビデオなど
    • 韓国ドラマが好き → 韓流に強いサービス(U-NEXTなど)

    まず「何が見たいか」がはっきりすると、選ぶサービスも自然と絞られます。

    質問2: 無料で試せるか

    多くのサービスには、無料お試し期間(1週間〜1ヶ月程度)があります。まずは無料期間で使い勝手を試し、続けたいと思ったら正式に契約する、という流れが安心です。

    注意点: 無料期間が終わると自動的に料金が発生します。「使わなかったのに請求が来た」とならないよう、使っていないサブスクの探し方・やめ方もあわせてご覧ください。

    質問3: テレビの大きな画面で見たいか、スマホで十分か

    • テレビで見たい: テレビ自体に配信サービスが見られる機能があるか、別途小さな機器(Fire TV Stickなど)が必要か確認しましょう
    • スマホで十分: アプリを入れるだけで、すぐに見られます

    Amazonプライム・ビデオについて

    すでにAmazonでよく買い物をされる方には、プライム会員になることで、配送特典と一緒に動画配信も使えるサービスがあります。「買い物のついでに動画も見られる」というお得感があります。

    契約前に確認しておくこと

    • 月額料金(サービスによって500円〜2,000円程度と幅があります)
    • 同時に見られる人数(家族で同時に別の番組を見られるかどうか)
    • 画質(スマホだけなら気にしなくて大丈夫なことが多いです)

    契約しすぎに注意

    「あれもこれも」と複数契約すると、月々の合計金額が思った以上に膨らみます。まずは1つに絞って、1ヶ月使ってみるのがおすすめです。見たい番組が変わったら、そのとき別のサービスに切り替えても遅くありません。

    まとめ

    • 「何を見たいか」で選ぶサービスが変わる
    • 無料お試し期間を活用し、まず使い勝手を試す
    • テレビで見るかスマホで見るかで、必要な準備が変わる
    • 複数契約は月額の合計に注意。まずは1つから

    あわせて読みたい: 契約したサービスを忘れずに管理するには「使っていないサブスクの探し方・やめ方」もどうぞ。

  • スマホでできるネットバンキングの基本 — 銀行に行かずに残高確認・振込

    「通帳記帳のために、わざわざ銀行やATMまで行くのが大変」
    「振込のたびに窓口に並ぶのは、時間がかかる」

    スマホの**銀行アプリ(ネットバンキング)**を使えば、こうした手間の多くが、自宅にいながら済ませられます。この記事では、基本的な使い方と、安全に使うための注意点をご紹介します。

    ネットバンキングとは

    お使いの銀行の公式アプリをスマホに入れることで、残高確認・入出金明細・振込などが、画面の中でできるようになる仕組みです。

    始め方

    1. お使いの銀行の名前で検索し、公式アプリを入れる(「(銀行名) アプリ」で検索すると見つかります)
    2. アプリを開き、案内に従って利用登録をする(キャッシュカードの番号や、通帳の情報が必要になることが多いです)
    3. 分からない場合は、銀行の窓口で「スマホアプリの登録を手伝ってください」と伝えれば、その場で教えてもらえます

    できること

    • 残高確認: 通帳記帳をしなくても、いつでも残高が見られます
    • 入出金明細: いつ、いくら引き落とされたか、履歴で確認できます
    • 振込: 銀行に行かずに、振込ができます(手数料が窓口より安くなることもあります)
    • 通知設定: お金の出入りがあったときに、その都度お知らせしてくれる機能もあります

    安全に使うための、3つの約束

    ネットバンキングは便利な反面、狙われやすいのも事実です。次の約束を必ず守ってください。

    1. パスワードは、他のアプリと使い回さない

    銀行専用の、他では使っていないパスワードを設定しましょう。

    2. メールやSMSのリンクからログインしない

    「口座に異常があります」というメールやSMSが届いても、そこに書かれたリンクは絶対に押さないでください。 銀行の公式アプリを、自分で開いて確認するのが、唯一安全な方法です。詳しくは「「アカウントが停止されました」SMSの見分け方」もあわせてご覧ください。

    3. 画面ロックを必ず設定する

    スマホ本体に、顔認証や指紋認証、暗証番号でのロックを必ずかけておきましょう。これがすべての土台になります。

    振込の操作を、電話で指示されたら要注意

    「還付金があるのでATMやスマホで手続きしてください」という電話は、詐欺の定番の手口です。 銀行や役所が、電話で振込やアプリの操作を指示することはありません。このような電話があったら、その場では何もせず、家族に相談するか、消費者ホットライン188に連絡してください。

    不安なら、無理に使わなくても大丈夫

    ネットバンキングは便利ですが、必須ではありません。 通帳記帳や窓口での手続きに慣れていて、それで困っていないなら、無理に切り替える必要はありません。「振込の回数が多くて大変」「残高をこまめに確認したい」など、具体的な不便を感じたときに検討すれば十分です。

    まとめ

    • 銀行の公式アプリで、残高確認・振込などが自宅からできる
    • パスワードは使い回さない、画面ロックを必ず設定する
    • メールやSMSのリンクからはログインしない
    • 電話での振込・操作の指示は、100%詐欺と考えてよい
    • 無理に使う必要はなく、必要を感じたときに始めればいい

    あわせて読みたい: お金にまつわる詐欺の手口を体系的に知っておきたい方には、拙著『60歳からのスマホ詐欺対策』(Kindle)もおすすめです。

  • スマホの機種変更、データ移行はどうすればいい? — 失敗しない準備

    「新しいスマホに変えたいけど、今のデータがどうなるか不安」
    「LINEの友だちリストや写真が消えてしまわないか心配」

    機種変更で一番心配なのが、今使っているスマホの中身が、新しいスマホにちゃんと引き継がれるかという点です。この記事では、失敗しないための基本的な準備をご紹介します。

    移行できるもの・気をつけたいもの

    多くの場合、次のようなものは正しい手順を踏めば引き継げます。

    • 写真・動画
    • LINEの友だちリストやトーク履歴(条件あり、後述します)
    • 電話帳
    • 各種アプリ(入れ直しが必要な場合もあります)

    移行前に、必ずやっておくこと

    1. 写真をバックアップしておく

    一番大切な準備です。 クラウド(Googleフォト、iCloudなど)に自動保存する設定にしておくか、パソコンに移しておくと安心です。パソコンへの移し方は「スマホの写真をパソコンに移す方法」でもご紹介しています。

    2. LINEの引き継ぎ設定を確認する

    LINEは、何も準備せずに機種変更すると、トーク履歴が消えてしまうことがあります。 事前に次を確認しておきましょう。

    1. LINEの設定(歯車マーク)を開く
    2. 「トークのバックアップ」または「アカウント引き継ぎ」の項目を確認する
    3. 案内に従ってバックアップを済ませておく

    この作業は、古いスマホがまだ手元にあるうちに行うのが鉄則です。新しいスマホに変えた後では、手遅れになることがあります。

    3. パスワードを確認しておく

    Apple ID、Googleアカウント、LINEのパスワードなど、主要なアカウントのパスワードを、事前に紙に控えておくと安心です。新しいスマホで再度ログインを求められることが多いためです。

    移行の方法は、主に2つ

    方法1: 携帯電話会社の店舗で手伝ってもらう

    一番確実な方法です。店舗に古いスマホと新しいスマホの両方を持って行くと、多くの場合、その場でデータ移行を手伝ってもらえます。「初めてで不安なので、手伝ってください」と伝えれば、丁寧に対応してもらえます。

    方法2: 自分で移行する

    案内に従って、クラウドやケーブルを使って移す方法です。慣れている方や、簡単な移行(写真だけなど)であれば、自分でもできます。不安な場合は、無理せず方法1を選びましょう。

    移行が終わったら、確認すること

    • 大事な写真が、新しいスマホでちゃんと見られるか
    • LINEの友だちリストとトーク履歴が引き継がれているか
    • 電話帳の連絡先が正しく入っているか

    すべて確認できるまでは、古いスマホをすぐに処分・初期化しないでください。 何か問題があったときの、最後の頼みの綱になります。

    古いスマホの処分は、慎重に

    移行が確認できたら、古いスマホを手放す前に、**中のデータを消去(初期化)**しておきましょう。個人情報が残ったまま処分すると、悪用されるリスクがあります。設定の中に「すべてのコンテンツと設定を消去」のような項目があるので、それを実行してから手放してください。不安な方は、店舗に相談すれば消去作業も手伝ってもらえます。

    まとめ

    • 移行前に、写真のバックアップとLINEの引き継ぎ設定を必ず確認
    • 主要なパスワードは、事前に紙に控えておく
    • 不安なら、店舗で手伝ってもらうのが一番確実
    • 移行後は内容を確認してから、古いスマホを処分する(処分前にデータ消去を忘れずに)

    あわせて読みたい: 新しいスマホでも、分からないことはAIに気軽に聞けます。拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もあわせてどうぞ。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。

  • 敬老の日、今年は「使えるデジタルギフト」はいかがですか

    9月の第3月曜日は敬老の日。「今年は何を贈ろう」と考える方も、「今年は何をもらおうかしら」と思う方も、この記事では日々のスマホ生活が少し楽になる、デジタルまわりのギフトをご紹介します。

    なぜ「デジタルギフト」がいいのか

    お花やお菓子も素敵な贈り物ですが、形に残るもの・毎日使えるものは、贈られた側にとって長く喜んでもらえます。特にスマホを日常的に使う方には、「困りごとを解決してくれる贈り物」が、実用的で気持ちも伝わりやすいものです。

    贈って喜ばれるものの例

    1. モバイルバッテリー(持ち歩ける充電池)

    「外出先で電池がなくなって困った」という経験がある方には、特に喜ばれます。台風・災害時の備えにもなり、実用性が高いギフトです。

    2. 大きめの文字で見やすいスマホスタンド・拡大鏡

    動画を見たり、ビデオ通話をしたりするときに、手で持たなくていいスマホスタンドは、地味に喜ばれる贈り物です。老眼で画面が見づらいと感じている方には、拡大鏡もおすすめです。

    3. フォトブック(家族の写真をまとめた1冊)

    スマホの中に眠っている家族写真を、1冊の本にしてプレゼントするのも素敵な贈り物です。作り方は「写真をフォトブックにする方法と料金の相場」でもご紹介しています。孫や子どもが選んだ写真で作れば、それ自体が心のこもった贈り物になります。

    4. 一緒に過ごす「操作を教える時間」

    形のあるものでなくても、**「スマホの使い方を、一緒にゆっくり教える時間」**そのものが、何よりの贈り物になることもあります。LINEのビデオ通話のやり方、写真の共有アルバムの作り方——一緒に設定してあげるだけで、その後の毎日がぐっと便利になります。

    贈られる側として、遠慮なくお願いしてみる

    「これが欲しい」と伝えるのは、決して図々しいことではありません。日常的に使うものだからこそ、贈る側も贈られる側も、事前に希望を伝え合うのがおすすめです。

    • 「スマホスタンドが欲しい」
    • 「一緒に写真の整理を手伝ってほしい」

    具体的に伝えることで、贈る側も贈りやすくなります。

    デジタルが苦手な方への配慮も忘れずに

    敬老の日のギフトとしてデジタル機器を贈るときは、「贈って終わり」にしないことが大切です。使い方が分からないまま箱にしまわれてしまっては、もったいないことになります。

    • 一緒に開封して、簡単な使い方を説明する
    • 説明書だけでなく、実際に触りながら教える
    • 分からないことがあれば、いつでも聞ける関係を作っておく

    まとめ

    • デジタルギフトは、毎日使えて実用的
    • モバイルバッテリー、スマホスタンド、フォトブックなどが定番
    • 「一緒に使い方を教える時間」自体も、立派な贈り物
    • 贈るときは、使い方のフォローも忘れずに

    今年の敬老の日は、日々のスマホ生活が少し楽になる贈り物を、考えてみませんか。


    あわせて読みたい: 贈られた方がご自身で少しずつ使い方を覚えていくには、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もおすすめです。分からないことをAIに気軽に聞ける習慣が身につきます。