このサイトでは、スマホを使った詐欺の手口を多くご紹介してきました。今日は少し違う角度から、郵便で届く不審なはがきや封書についてお話しします。スマホと組み合わせて狙われることも多いため、あわせて知っておいていただきたい内容です。
よくある「不審な郵便物」のパターン
1. 「総合消費料金未払いのお知らせ」
身に覚えのないサービスの利用料金を請求するはがきです。「本日中にご連絡ください」といった文言で不安をあおります。
2. 「裁判所からの通知」を装うもの
実際の裁判所からの通知に似せた書式で、「訴訟を取り下げるには、記載の番号に連絡を」と誘導します。本物の裁判所からの通知は、いきなりはがきで届くことはまずありません。
3. 「当選しました」という通知
「高額な賞金に当選しました。受け取るには手数料の振込が必要です」というものです。本物の懸賞で、受け取る側が先にお金を払うことはありません。
見分け方の基本は、スマホの詐欺と同じ
- 身に覚えのない請求は、まず疑う
- 「今すぐ連絡を」という急かし文句は、詐欺のサイン
- 記載された電話番号には、自分からかけない
対処法
- 書かれた電話番号には、絶対に連絡しない
- 内容を家族に見せて、相談する
- 不安なら、消費者ホットライン188に電話し、「こんなはがきが届いたが、詐欺かどうか教えてほしい」と相談する
- 悪質だと思われる場合は、はがきや封筒を捨てずに保管しておく(相談時に役立ちます)
スマホと組み合わせた手口にも注意
最近は、はがきに書かれたQRコードを読み取らせて、偽サイトに誘導する手口も出てきています。紙のはがきに書かれたQRコードも、スマホのメールやSMSのリンクと同じように警戒してください。 読み取る前に、本当に信頼できる差出人か確認しましょう。
家族での「情報共有」が一番の対策
こうした郵便物は、一人暮らしの高齢者を特に狙う傾向があります。
- 不審な郵便物が届いたら、写真に撮って家族のLINEグループで共有する
- 「最近、こんなはがきが届いたよ」という何気ない会話が、被害を防ぐきっかけになります
本物の重要な通知は、どう届くか
本当に大事な通知(税金の督促、裁判所からの正式な書類など)は、通常、簡易書留や特定記録郵便など、受け取りの記録が残る方法で届きます。普通のはがきで、いきなり「今すぐ払え」と迫ってくることは、まずありません。この違いを覚えておくだけでも、見分けやすくなります。
まとめ
- 不審な郵便物にも、スマホの詐欺と同じ「不安にさせて急がせる」パターンがある
- 記載された電話番号には、自分から連絡しない
- 家族と情報を共有する、188に相談する
- 本物の重要な通知は、記録が残る方法で届くことが多い
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