「診察室に入った途端、聞きたかったことを忘れてしまう」
「先生を目の前にすると、緊張して質問できない」
これは、多くの方が経験する悩みです。実は、スマホのメモ機能を使うだけで、この「聞き忘れ」はかなり防げます。この記事では、その準備の仕方をご紹介します。
なぜ、病院で質問を忘れてしまうのか
診察室という特別な空間では、緊張したり、先生に気を遣ったりして、普段どおりの頭の働きが難しくなります。これは誰にでも起こることで、決してあなたの記憶力の問題ではありません。
対策は簡単です。事前に書き出しておき、その場で読み上げるだけ。 これだけで、緊張していても聞き忘れを防げます。
スマホのメモに書き出す(受診前に)
- スマホの「メモ」アプリ(iPhoneなら「メモ」、Androidなら「メモ帳」や「Keep」など、最初から入っているアプリで十分です)を開く
- 思いついたときに、聞きたいことを箇条書きで書いていく
思いついたそのときに書くのがコツです。診察の前日にまとめて考えようとすると、意外と思い出せないものです。
書いておくと役立つ項目
- 症状(いつから、どんなときに、どのくらいの強さで)
- 今飲んでいる薬(お薬手帳を忘れた場合の控えにも)
- 聞きたいこと(「この症状の原因は?」「日常生活で気をつけることは?」など)
- 今の生活で困っていること(具体的に伝えると、的確なアドバイスをもらえます)
音声入力を使えば、もっと簡単に
文字を打つのが苦手な方は、メモアプリのマイクのマークを押して、話しかけるだけでメモが取れます。ふと気になったことを、その場ですぐ音声で残せるので便利です(音声入力の詳しい使い方は「スマホの音声入力の使い方」でもご紹介しています)。
診察室では、スマホの画面を見せながら話す
書き出したメモは、診察室でそのまま画面を見せながら質問すれば大丈夫です。「これを見ながらで失礼します」と一言添えれば、まったく問題ありません。多くの先生は、むしろ整理された質問を歓迎してくれます。
先生の説明も、メモしておく
聞くだけでなく、先生の説明もその場でメモしておくと、後から家族に伝えるときや、次の受診のときに役立ちます。「薬は1日2回、朝と夜」のような具体的な指示は、特に忘れやすいものです。
音声入力を使えば、先生が話している間にサッと記録できます(録音は必ず一言断ってから。多くの病院では説明の録音を快く許可してくれます)。
「メモを見ながら」で、まったく問題ありません
年齢を重ねると「昔はメモなんてなくても大丈夫だったのに」と感じることもあるかもしれませんが、それは違います。忙しい診察室で、限られた時間を有効に使うための、賢い準備です。恥ずかしいことでは一切ありません。
まとめ
- 質問は、思いついたときにスマホのメモへ書き留めておく
- 症状・薬・聞きたいこと・生活の困りごとを整理しておくと的確
- 文字が苦手なら音声入力で
- 診察室では画面を見せながら話してOK。先生の説明もメモを
あわせて読みたい: メモや音声入力を含めたスマホの基本操作は、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)でもさらに詳しくご紹介しています。
コメントを残す