「うっかり落として、画面にヒビが入ってしまった」
「画面が真っ暗になって、何も映らない」
そんなとき、慌てて修理店に駆け込む前に、まず確認しておきたいことがあります。落ち着いて、一つずつ見ていきましょう。
まず、電源を切らずに反応を確認する
画面が割れていても、タッチ操作や表示が正常に動いていることも多いです。まずは次を確認してください。
- 画面に触れて、いつも通り反応するか
- 電話やLINEの通知が表示されるか
- 音は鳴るか(着信音・操作音)
これらが問題なければ、「見た目は割れているが、中身は動いている」状態です。急いで修理しなくても、しばらく使い続けられる場合があります。ただし、ヒビから手を切らないよう、フィルムやケースで保護しておきましょう。
画面が真っ暗・映らないとき
タッチしても反応がない、画面が真っ暗なままという場合は、以下を順番に試してください。
- 音量ボタンと電源ボタンを同時に長押しする(強制的に再起動できる機種が多いです)
- それでも反応しない場合、充電器につないで10分ほど置いてからもう一度試す(電池切れで真っ暗になっていることもあります)
- 再起動しても直らない場合は、内部の故障が疑われます。無理に分解せず、次の「データの確認」に進んでください
データが心配なときにやること
画面が映らないと、「中の写真や連絡先はどうなるのか」と不安になりますよね。多くの場合、画面が壊れても、本体の中のデータ自体は消えていません。
- パソコンにスマホをつなぐと、画面が見えなくても写真だけ取り出せることがあります
- ふだんから写真をパソコンやクラウドにバックアップしておくと、こうした場面でも安心です
- 携帯電話会社の店舗に相談すれば、データを保ったまま修理・交換できる方法を案内してもらえます
修理に出す前に確認しておきたいこと
修理を依頼する前に、次の3点を確認しておくと、余計な出費や後悔を防げます。
- 保証期間内かどうか(購入時の書類や、購入店のアプリで確認できます)
- 携帯電話会社の「あんしん保証」のようなオプションに入っていないか(月々の料金明細に記載があります)
- 正規の窓口か(街中の「即日修理」をうたう店の中には、非正規の部品を使う店もあります。まずは購入した携帯電話会社や、メーカーの公式窓口に確認するのが安心です)
注意: 「今すぐ修理します」の電話や訪問に気をつける
画面が壊れて困っている様子を見て、「格安で修理します」と近づいてくる詐欺のような手口も報告されています。自分から連絡していない業者からの電話や訪問は、いったん断って、家族や携帯電話会社の正規窓口に確認するようにしてください。こうしたスマホの困りごとにつけこむ手口の見分け方は、拙著『60歳からのスマホ詐欺対策』でもいくつかご紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。
まとめ
- 画面が割れていても、タッチや通知が動いていれば慌てなくて大丈夫
- 真っ暗な場合は、まず長押しでの再起動と充電を試す
- データは本体に残っていることが多いので、日頃のバックアップが安心につながる
- 修理は保証・オプションの確認と、正規窓口への相談を優先する
- 「今すぐ格安で修理」を持ちかける連絡には注意する
あわせて読みたい: こうしたスマホの困りごとにつけこむ詐欺の手口については「60歳からのスマホ詐欺対策」で、実例つきでわかりやすく解説しています。
もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。
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