カテゴリー: スマホの基本操作

  • スマホは水に強い? 防水表示の正しい考え方

    「お風呂でも使えるって聞いたけど、本当に大丈夫?」
    「うっかり水にぬらしてしまった。どうすればいい?」

    スマホの「防水」表示について、正しく理解しておくと、いざというときに慌てずに済みます。この記事では、基本的な考え方と、ぬらしてしまったときの対処法をご紹介します。

    「防水」は「絶対に大丈夫」という意味ではない

    多くのスマホには、「IP67」「IP68」のような表示があり、これは水や埃に対する強さを示す規格です。数字が大きいほど強いのですが、どんな状況でも絶対に壊れないという意味ではありません。

    • 真水には強くても、海水や温泉のお湯には弱いことが多い
    • 水道の水を直接、強い勢いでかけることは想定されていない
    • 使っているうちに、防水性能は少しずつ弱くなっていく

    「防水だから安心しきって、何をしても大丈夫」ではなく、「多少の水濡れなら耐えられる」くらいに考えておくのが安全です。

    お風呂での使用について

    メーカーによっては、お風呂での使用自体を推奨していません。 湯気や温度変化が、内部に影響を与える可能性があるためです。お使いの機種の説明書や、購入店で確認しておくと安心です。

    うっかり水にぬらしてしまったら

    雨の中で落とした、飲み物をこぼしたなど、不意の水濡れが起きたときの対処です。

    すぐにやること

    1. 電源を切る(操作をせず、そのまま電源ボタンで切る)
    2. 表面の水分を、柔らかい布で優しく拭き取る
    3. 充電はしない(濡れた状態での充電は、故障の原因になります)

    やってはいけないこと

    • ❌ ドライヤーで乾かす(熱で内部が傷むことがあります)
    • ❌ 振って水を出そうとする(かえって内部に水が入り込むことがあります)
    • ❌ すぐに電源を入れて動作確認する

    その後

    1. 風通しの良い、涼しい場所で自然乾燥させる(半日〜1日程度)
    2. 乾いたら、電源を入れて様子を見る
    3. 動きがおかしい場合は、無理に使い続けず、携帯電話会社の店舗や修理窓口に相談する

    濡れた画面が反応しないとき

    画面に水滴がついていると、指で触れていないのに勝手に反応したり、逆に反応しなくなったりすることがあります。この場合は、まず画面の水分を拭き取るだけで解決することが多いです。

    日頃からできる備え

    • 大事なデータは、クラウドやパソコンにバックアップしておく(万一の故障に備えて)
    • 水回りで使うときは、防水ケースを使うとより安心です
    • 自分のスマホが、どの程度の防水性能を持っているか、一度確認しておく

    まとめ

    • 「防水」表示があっても、絶対に壊れないわけではない
    • お風呂での使用は、機種によっては推奨されていないことも
    • 濡れたら、まず電源を切り、充電せず自然乾燥させる
    • ドライヤーで乾かす、振って水を出すのはNG
    • 大事なデータは、日頃からバックアップしておくと安心

    あわせて読みたい: 万一の故障に備えたデータのバックアップ方法は「スマホの写真をパソコンに移す方法」もあわせてご覧ください。

  • 自宅のWi-Fiがつながらないときの対処法

    「急に自宅のWi-Fiが使えなくなった」
    「昨日まで使えていたのに、今日は電波が届かない」

    自宅のWi-Fi(ワイファイ)トラブルは、実は順番どおりに試せば、多くの場合は自分で直せます。 この記事では、対処の手順をご紹介します。

    そもそもWi-Fiの仕組み(おさらい)

    自宅に「ルーター」という小さな機械があり、そこから電波が出て、スマホやパソコンがインターネットにつながっています。トラブルの多くは、このルーターを再起動するだけで解決します。

    対処ステップ1: ルーターの電源を入れ直す(一番効きます)

    1. ルーター(自宅の機械。ランプが点灯している箱状の機器)の電源プラグを抜く
    2. 30秒ほど待つ
    3. 電源プラグを再び差し込む
    4. ランプが安定して点灯するまで、1〜2分待つ

    これだけで、多くのトラブルが解決します。「困ったら、まず電源を入れ直す」を合言葉にしてください。

    対処ステップ2: スマホ側も再起動する

    ルーターに問題がなくても、スマホ側の調子が悪いことがあります。スマホの電源を一度切り、入れ直してみましょう。

    対処ステップ3: Wi-Fiの設定を確認する

    1. スマホの「設定」→「Wi-Fi」を開く
    2. 自宅のWi-Fi名(ネットワーク名)が表示されているか確認
    3. チェックが入っているか(接続されているか)を確認
    4. 接続されていなければ、名前を選んでパスワードを入力する

    パスワードは、ルーター本体の側面や底面に、シールで貼られていることが多いです。

    対処ステップ4: 他の機器でも試してみる

    家族のスマホやパソコンでも同じようにWi-Fiが使えないか確認してください。

    • 他の機器も使えない → ルーター側、またはインターネット回線自体の問題の可能性が高いです
    • 自分のスマホだけ使えない → スマホ側の設定に問題がある可能性があります

    それでも直らないときは

    • 契約している回線会社に問い合わせる(「Wi-Fiがつながらない」と伝えれば、遠隔で確認してもらえることもあります)
    • 台風や工事などで、地域全体で通信障害が起きていないか確認する(回線会社のホームページやSNSで発表されることがあります)
    • ルーター自体が古い、または故障している可能性もあります。5年以上使っている場合は、買い替えの相談も検討しましょう

    外出先でつながらないときは

    自宅ではなく、カフェやお店のWi-Fiがつながらない場合は、まずスマホの「機内モード」を一度オン・オフしてみる方法も効果的です。電波を一度リセットする動作になります。

    よくある勘違い

    「ギガ」を使い切っていると、Wi-Fiにはつながっているのにインターネットが遅く感じることがあります。これはWi-Fi自体の不具合とは別の問題です。「Wi-Fiと『ギガ』の違い」もあわせてご確認ください。

    まとめ

    1. まずルーターの電源を抜いて、30秒待ってから入れ直す
    2. スマホも再起動してみる
    3. Wi-Fiの設定画面で、正しく接続されているか確認
    4. 他の機器でも試して、原因がどちらにあるか切り分ける
    5. 直らなければ回線会社に問い合わせる

    「困ったら、まず電源の入れ直し」——これだけ覚えておけば、多くのトラブルに落ち着いて対応できます。


    あわせて読みたい: そもそも自宅にWi-Fiを引くべきか迷っている方は「自宅に光回線を引くべきか」もあわせてどうぞ。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。

  • スマホの音量・着信音の設定 — 「電話に気づかない」を防ぐ

    「電話が鳴っていたのに、気づかなかった」
    「音が小さくて、家族からの着信を見逃してしまう」

    スマホの音量や着信音は、自分に合わせて調整できます。 この記事では、聞き逃しを防ぐための設定方法をご紹介します。

    音量を確認・調整する

    一番手軽な方法は、スマホ本体の横にあるボタンです。

    1. 本体の側面にある「音量ボタン」(上下、または+−のマーク)を押す
    2. 画面に音量の目盛りが表示される
    3. 大きくしたい方向のボタンを押し続ける

    このとき、「着信音」の目盛りが動いているか確認してください。 音楽を聞いているときなどは「メディア音量」という別の目盛りが表示されることがあり、そちらを上げても着信音は大きくなりません。

    設定から、しっかり確認する方法

    iPhoneの場合

    1. 「設定」→「サウンドと触覚」を開く
    2. 「着信音と通知音」の音量バーを、聞こえやすい位置まで動かす
    3. 「着信音」の項目から、聞き取りやすい音を選ぶこともできます

    Androidの場合

    1. 「設定」→「音」(または「サウンドとバイブレーション」)を開く
    2. 「着信音の音量」のバーを調整する
    3. 「着信音」の項目から、好きな音を選べます

    マナーモードになっていないか確認

    「音量は上げたはずなのに鳴らない」というときは、**マナーモード(消音モード)**になっている可能性があります。

    • iPhone: 本体側面の小さいスイッチが、オレンジ色になっていないか確認(オレンジ=マナーモード)
    • Android: 音量ボタンを押したときに出る目盛りの近くに、ベルのマークがあれば、それが消音になっていないか確認

    バイブレーション(振動)も併用する

    音だけでなく、振動も一緒に設定しておくと、聞き逃しをさらに防げます。

    • iPhone: 「設定」→「サウンドと触覚」→「着信スイッチ~をオンにしたとき」の振動設定
    • Android: 「設定」→「音」→「着信音とバイブレーション」

    音が聞こえにくい環境(テレビをつけているときなど)でも、振動なら気づきやすくなります。

    特定の人からの着信だけ、目立たせる方法

    家族など、大事な相手からの電話だけ特別な着信音にしておくと、「誰からの電話か」が音だけで分かるようになります。

    1. 電話帳(連絡先)アプリを開く
    2. 目立たせたい相手を選ぶ
    3. 「編集」→「着信音」の項目で、専用の音を設定する

    通知の音も、あわせて確認を

    LINEなどのメッセージの通知音も、同じように「設定」の中の「通知」の項目から音量や種類を確認できます。「LINEの通知が来ない時に確認する5つの設定」もあわせてご覧ください。

    まとめ

    • 本体横の音量ボタンで、着信音量を手軽に調整できる
    • 「設定」からは、より詳しく音量や音の種類を選べる
    • マナーモードになっていないか、あわせて確認を
    • 振動もオンにしておくと、聞き逃しをさらに防げる
    • 大事な人の着信音だけ変えておくのもおすすめ

    あわせて読みたい: スマホの基本設定にまだ不安がある方は、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)で、分からないことをAIに気軽に聞く方法もご紹介しています。

  • アプリの更新、自動にしておくと安心です — 設定方法

    「アプリの更新って、そもそも何のためにあるの?」
    「毎回『更新してください』と出るのが、正直面倒」

    アプリの更新(アップデート)は、不具合の修正や、安全性を高めるための大事な作業です。この記事では、更新の意味と、自動化して手間をなくす設定方法をご紹介します。

    なぜ更新が必要なのか

    アプリは、公開された後も少しずつ改良され続けています。更新には、主に3つの意味があります。

    1. 不具合の修正: 動きがおかしい部分を直す
    2. 安全性の向上: 悪用されやすい弱点をふさぐ(これが一番大切です)
    3. 新しい機能の追加: 使える機能が増える

    特に2番目の「安全性」は重要です。古いままのアプリは、詐欺やウイルスに狙われやすい状態が続いてしまいます。

    自動更新にする設定(一度やれば、あとは自動)

    iPhoneの場合

    1. 「設定」を開く
    2. 「App Store」を選ぶ
    3. 「Appのアップデート」のスイッチをオンにする

    これで、Wi-Fiにつながっているときに、アプリが自動で最新の状態に更新されるようになります。

    Androidの場合

    1. 「Playストア」アプリを開く
    2. 右上の自分のアイコンを押す
    3. 「設定」→「ネットワーク設定」→「アプリの自動更新」
    4. 「Wi-Fi経由のみで自動更新する」を選ぶ(通信量を気にせず更新できます)

    「Wi-Fi経由のみ」を選ぶ理由

    自動更新を「常に」にしてしまうと、外出先でギガ(データ通信量)を多く使ってしまうことがあります。自宅のWi-Fiにつながっているときだけ更新される設定にしておけば、通信量を気にせず、安全に保てます。

    スマホ本体の更新も忘れずに

    アプリだけでなく、スマホ本体のソフトウェア更新も同じくらい大切です。

    • iPhone: 設定 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」
    • Android: 設定 →「システム」→「システムアップデート」

    こちらは容量が大きく時間がかかることが多いため、寝る前に、充電しながら行うのがおすすめです。

    自動更新にしても、たまに確認を

    自動更新にしておけば基本的に手間はかかりませんが、月に一度程度、アプリストアを開いて「更新」の項目に何か残っていないか眺めてみると、より安心です。

    まとめ

    • アプリの更新は、不具合修正と安全性向上のために大切
    • 「自動更新」を一度設定すれば、以後は手間がかからない
    • 「Wi-Fi経由のみ」にすれば、通信量を気にせず更新できる
    • スマホ本体の更新も忘れずに(寝る前・充電しながらがおすすめ)

    あわせて読みたい: 「更新をためて動きが遅くなる」ケースは「スマホが遅い・固まる時の直し方」でもご紹介しています。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。

  • スマホで電子書籍を読む方法 — 字を大きくして、いつでも読書を

    「本を読みたいけれど、字が小さくて疲れる」
    「本屋や図書館に行くのが、少し大変になった」

    そんな方にこそ試していただきたいのが、電子書籍です。スマホやタブレットの画面で本を読む仕組みで、実は紙の本より読みやすくなる工夫がたくさんあります。

    電子書籍とは

    本の中身を、紙ではなく画面で読む形式です。代表的なアプリに「Kindle(キンドル)」があります。買った本は、スマホの中にどんどん保存され、何冊持ち歩いても重くなりません。

    始め方

    1. App Store(iPhone)またはPlayストア(Android)で「Kindle」と検索し、無料のアプリを入れる
    2. Amazonのアカウントでログインする(お持ちでなければ、その場で作成できます)
    3. アプリの中の「ストア」から、読みたい本を探して購入する
    4. 購入した本は自動的にアプリに追加され、すぐに読み始められます

    電子書籍の、うれしいポイント

    1. 文字の大きさを、自由に変えられる

    紙の本と一番違うのがここです。画面の中の「文字サイズ」の設定から、読みやすい大きさに、その場で変更できます。 老眼で細かい文字がつらい方には、これだけでも大きな助けになります。

    2. 何冊持ち歩いても、重さは変わらない

    旅行や外出のとき、読みたい本を何冊入れても、スマホ1台分の重さのままです。

    3. 夜、電気をつけずに読める

    画面が光るタイプの設定にすれば、暗い部屋でも部屋の電気をつけずに読書ができます(逆に、目に優しい設定に変えることもできます)。

    4. すぐに手に入る

    本屋に行かなくても、注文した瞬間から読み始められます。 続きが気になる本があれば、次の巻もすぐに購入できます。

    読みやすくする設定

    1. 本を開いた状態で、画面の上か下をタップすると、メニューが表示されます
    2. 「Aa」のようなマークを押すと、文字の大きさ・書体・背景の色を変更できます
    3. 文字を大きく、行間を広めにすると、読みやすさがぐっと変わります

    一度設定すれば、次に開く本にも同じ設定が引き継がれることが多いです。

    無料で読める本もあります

    Kindleには、**Kindle Unlimited(読み放題)**というサービスもあり、対象の本であれば追加料金なしで読み放題になります。気になる方は、まず無料お試し期間で試してみるのもおすすめです。

    音声で聞く読書もあります

    目の疲れが気になるときは、本を「読む」のではなく「聞く」という方法もあります。オーディオブックというサービスで、朗読を耳で聞きながら楽しめます。家事をしながら、散歩をしながらでも、読書の時間を持てます。

    まとめ

    • 電子書籍は、スマホの画面で本を読む仕組み。Kindleアプリが代表的
    • 文字の大きさを自由に変えられるのが、紙の本にない大きな利点
    • 何冊持ち歩いても重さは変わらず、すぐに手に入る
    • 目が疲れるときは、耳で聞くオーディオブックという選択肢も

    あわせて読みたい: このサイトの運営者が書いた書籍も、すべてKindleで読むことができます。『60歳からのChatGPT超入門』『60歳からのLINE超入門』など、シニア向けにやさしく解説した書籍シリーズをぜひご覧ください。

  • スマホの機種変更、データ移行はどうすればいい? — 失敗しない準備

    「新しいスマホに変えたいけど、今のデータがどうなるか不安」
    「LINEの友だちリストや写真が消えてしまわないか心配」

    機種変更で一番心配なのが、今使っているスマホの中身が、新しいスマホにちゃんと引き継がれるかという点です。この記事では、失敗しないための基本的な準備をご紹介します。

    移行できるもの・気をつけたいもの

    多くの場合、次のようなものは正しい手順を踏めば引き継げます。

    • 写真・動画
    • LINEの友だちリストやトーク履歴(条件あり、後述します)
    • 電話帳
    • 各種アプリ(入れ直しが必要な場合もあります)

    移行前に、必ずやっておくこと

    1. 写真をバックアップしておく

    一番大切な準備です。 クラウド(Googleフォト、iCloudなど)に自動保存する設定にしておくか、パソコンに移しておくと安心です。パソコンへの移し方は「スマホの写真をパソコンに移す方法」でもご紹介しています。

    2. LINEの引き継ぎ設定を確認する

    LINEは、何も準備せずに機種変更すると、トーク履歴が消えてしまうことがあります。 事前に次を確認しておきましょう。

    1. LINEの設定(歯車マーク)を開く
    2. 「トークのバックアップ」または「アカウント引き継ぎ」の項目を確認する
    3. 案内に従ってバックアップを済ませておく

    この作業は、古いスマホがまだ手元にあるうちに行うのが鉄則です。新しいスマホに変えた後では、手遅れになることがあります。

    3. パスワードを確認しておく

    Apple ID、Googleアカウント、LINEのパスワードなど、主要なアカウントのパスワードを、事前に紙に控えておくと安心です。新しいスマホで再度ログインを求められることが多いためです。

    移行の方法は、主に2つ

    方法1: 携帯電話会社の店舗で手伝ってもらう

    一番確実な方法です。店舗に古いスマホと新しいスマホの両方を持って行くと、多くの場合、その場でデータ移行を手伝ってもらえます。「初めてで不安なので、手伝ってください」と伝えれば、丁寧に対応してもらえます。

    方法2: 自分で移行する

    案内に従って、クラウドやケーブルを使って移す方法です。慣れている方や、簡単な移行(写真だけなど)であれば、自分でもできます。不安な場合は、無理せず方法1を選びましょう。

    移行が終わったら、確認すること

    • 大事な写真が、新しいスマホでちゃんと見られるか
    • LINEの友だちリストとトーク履歴が引き継がれているか
    • 電話帳の連絡先が正しく入っているか

    すべて確認できるまでは、古いスマホをすぐに処分・初期化しないでください。 何か問題があったときの、最後の頼みの綱になります。

    古いスマホの処分は、慎重に

    移行が確認できたら、古いスマホを手放す前に、**中のデータを消去(初期化)**しておきましょう。個人情報が残ったまま処分すると、悪用されるリスクがあります。設定の中に「すべてのコンテンツと設定を消去」のような項目があるので、それを実行してから手放してください。不安な方は、店舗に相談すれば消去作業も手伝ってもらえます。

    まとめ

    • 移行前に、写真のバックアップとLINEの引き継ぎ設定を必ず確認
    • 主要なパスワードは、事前に紙に控えておく
    • 不安なら、店舗で手伝ってもらうのが一番確実
    • 移行後は内容を確認してから、古いスマホを処分する(処分前にデータ消去を忘れずに)

    あわせて読みたい: 新しいスマホでも、分からないことはAIに気軽に聞けます。拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もあわせてどうぞ。

    もっと詳しく: スマホの動作トラブル10個をまとめて解決できる拙著『60歳からのスマホ 困った解決BOOK』(Kindle・500円)もあわせてどうぞ。困ったときにその章だけ開く「置き薬」のような一冊です。

  • カレンダーアプリで予定管理 — 「うっかり忘れ」をスマホが防いでくれます

    「病院の予約、うっかり忘れそうになった」
    「壁のカレンダーに書いたのに、その日を見忘れた」

    スマホのカレンダーアプリを使うと、予定を「教えてくれる」ようになります。この記事では、基本の使い方をご紹介します。

    紙のカレンダーと、何が違うのか

    紙のカレンダーは、自分から見に行かないと予定に気づけません。スマホのカレンダーは、予定の時間が近づくと、通知で知らせてくれます。 これが最大の違いです。

    予定を入れる、基本の手順

    1. カレンダーアプリを開く(iPhoneは「カレンダー」、Androidは「カレンダー」または「Google カレンダー」が最初から入っています)
    2. 予定を入れたい日をタップする
    3. 「+」マークを押す
    4. 予定のタイトル(「病院」「〇〇さんと食事」など)を入力する
    5. 時間を設定する
    6. 「保存」を押す

    音声入力を使えば、タイトルは話しかけるだけでも入力できます。

    「通知」を設定して、忘れないようにする

    予定を入れるときに、**「通知」または「アラート」**という項目があります。ここで「1時間前」「1日前」などを選んでおくと、その時間になったらスマホがお知らせしてくれます。

    • 病院の予約: 「前日」と「当日の朝」の2回、通知を設定しておくと安心です
    • 定期的な予定(毎週の習い事など): 「繰り返し」を設定すれば、一度入力するだけで毎回自動的に予定が入ります

    繰り返しの予定を、まとめて登録する

    「毎週水曜日はゴミ出しの日」「毎月1日は年金の確認日」など、決まった間隔で繰り返す予定は、一度だけ設定すれば、あとは自動的に入り続けます。

    1. 予定を入力する画面で「繰り返し」を選ぶ
    2. 「毎週」「毎月」など、間隔を選ぶ
    3. 保存する

    一度設定すれば、その後は何もしなくても、通知が届き続けます。

    家族と予定を共有する

    一部のカレンダーアプリには、家族と予定を共有する機能があります。「今度の日曜、みんなで集まる日」のような予定を、家族全員のスマホに同時に表示させることができます。共有アルバムと同じような感覚で使えます。

    紙の手帳と併用してもOK

    「スマホだけだと不安」という方は、紙の手帳と併用しても構いません。大事な予定は両方に書いておくという使い方でも、忘れる心配がぐっと減ります。無理に一つに絞る必要はありません。

    まとめ

    • カレンダーアプリは、予定の時間が近づくと通知で教えてくれる
    • 「+」を押して、タイトルと時間を入力するだけ
    • 通知は「前日」「当日」など複数設定しておくと安心
    • 繰り返しの予定は、一度設定すれば自動的に入り続ける
    • 紙の手帳と併用しても問題ない

    あわせて読みたい: 病院での予定管理には「病院で聞くことをスマホにメモしておく方法」もあわせてどうぞ。

  • 地図アプリの使い方 — 道に迷わないための基本操作

    「初めての場所に行くとき、道が分からなくて不安」
    「紙の地図は持っているけど、今どこにいるか分からなくなる」

    スマホの地図アプリを使えば、今いる場所から目的地までの道を、その場で教えてくれます。 この記事では、基本的な使い方をご紹介します。

    地図アプリとは

    代表的なものに「Googleマップ」があります。多くのスマホに最初から入っているか、無料で入れられます。行きたい場所を入力するだけで、地図と道順を表示してくれます。

    使い方の基本

    1. 地図アプリを開く
    2. 上の検索欄に、行きたい場所の名前(お店の名前、住所など)を入力する
      • 文字を打つのが苦手なら、マイクのマークで音声入力も使えます
    3. 目的地が表示されたら、それをタップする
    4. 「経路」または「ナビ開始」を押す
    5. 「徒歩」「車」「電車」など、移動方法を選ぶ

    これで、今いる場所から目的地までの道順が、地図の上に線で表示されます。

    「現在地」を表示する

    自分が今どこにいるか分からなくなったときは、画面の中の、矢印のようなマーク(現在地ボタン)を押してください。地図が自動的に、今いる場所を中心に表示してくれます。

    音声で案内してもらう(ナビ機能)

    車や徒歩で移動しながら使うときは、音声案内が便利です。「次を右に曲がってください」のように、声で教えてくれるので、画面を見続ける必要がありません。

    • 経路を選んだ後、「開始」を押すと、音声案内付きのナビゲーションが始まります
    • 音量が小さいと感じたら、スマホ本体の音量ボタンで調整できます

    お店や施設を探す

    行き先が決まっていないときも、地図アプリは便利です。

    検索欄に「近くの病院」「近くのコンビニ」と入力すると、現在地の周辺にあるお店や施設が一覧で表示されます

    営業時間や電話番号も、多くの場合その場で確認できます。

    よく行く場所は「お気に入り」に登録

    病院、いつも行くスーパー、家族の家など、よく行く場所はお気に入り(スター)に登録しておくと、次回から検索せずにすぐ呼び出せます。

    1. 目的地の画面を開く
    2. 「保存」や星のマークを押す

    電波が悪い場所でも使えるようにする

    事前に地図をダウンロードしておくと、電波の届きにくい場所でも地図を見られる機能があります。旅行や、電波の弱いエリアに行く前には、この機能を確認しておくと安心です(アプリ内の「オフラインマップ」などから設定できます)。

    迷ったときは、遠慮なく人に聞く

    地図アプリはとても便利ですが、それでも迷ってしまうことはあります。近くのお店や交番で、アプリの画面を見せながら「ここに行きたいのですが」と聞けば、多くの場合親切に教えてもらえます。

    まとめ

    • 目的地を検索欄に入力し、「経路」を押せば道順が分かる
    • 現在地ボタンで、今いる場所を確認できる
    • 音声案内を使えば、画面を見続けなくてもナビしてもらえる
    • よく行く場所は「お気に入り」登録が便利
    • 電波の悪い場所には、事前に地図をダウンロードしておく

    あわせて読みたい: 電車やバスでの移動には「乗り換え案内アプリの使い方」もあわせてご覧ください。

  • お薬手帳、スマホでも持ち歩けます — アプリ版の始め方

    「お薬手帳を忘れて、薬局で困った」
    「何冊も手帳が増えて、管理が大変」

    そんな悩みを解決してくれるのが、お薬手帳アプリです。スマホの中に、いつも最新のお薬手帳を持ち歩けるようになります。

    お薬手帳アプリとは

    紙のお薬手帳と同じ役割を、スマホの中で管理できるアプリです。薬局でもらった処方内容を記録しておくと、次に別の病院・薬局に行ったときも、スマホの画面を見せるだけで、これまでの薬の記録を伝えられます。

    使い方の基本

    1. アプリストアで「お薬手帳」と検索し、アプリを入れる(いくつか種類がありますが、まずは評価の高いものを選べば大丈夫です)
    2. 薬局で処方箋を渡すときに、「お薬手帳アプリを使っています」と伝える
    3. 多くの薬局では、処方内容が書かれた紙のQRコードを、アプリのカメラで読み取るだけで記録が完了します

    手入力が必要な場合も、写真を撮って記録しておく機能があるアプリが多く、それほど手間はかかりません。

    紙の手帳と、どちらがいいか

    • 紙の手帳: 操作に慣れていて、書き込みがしやすい。停電時や電池切れでも見られる
    • アプリ版: なくす心配が少ない、家族と共有しやすい、複数の手帳を1つにまとめられる

    どちらか一方に絞る必要はありません。 紙の手帳をお使いの方は、そのまま続けていただいて大丈夫です。「スマホも持っているので、もしものときの備えとしてアプリも」という使い方でも十分です。

    家族と共有できる安心感

    一部のお薬手帳アプリには、家族と情報を共有できる機能があります。離れて暮らす家族が、親の薬の状況を把握しておけるので、「今どんな薬を飲んでいるか分からない」という不安を減らせます。

    診察でメモした内容とあわせて使うと便利

    以前ご紹介した「病院で聞くことをスマホにメモしておく方法」とあわせて使うと、質問したいこと・処方された薬・先生の説明が、すべてスマホの中で管理できるようになります。

    導入するときの、ちょっとした不安への答え

    Q. 個人情報が心配です
    お薬手帳アプリは、医療情報を扱う専門のアプリとして作られており、通常のアプリと同様にセキュリティ対策がされています。ただし、心配な方は無理に使う必要はありません。紙の手帳のままでも問題ありません。

    Q. 操作が難しそうです
    最初の登録だけ少し手間がかかりますが、慣れれば「QRコードを読み取るだけ」で完結します。分からないときは、薬局の窓口で聞けば教えてもらえることも多いです。

    まとめ

    • お薬手帳アプリは、スマホの中でお薬手帳を管理できる仕組み
    • 薬局でQRコードを読み取るだけで、記録できることが多い
    • 紙の手帳と併用してもOK。無理に切り替える必要はない
    • 家族と共有できる機能もあり、離れて暮らす家族の安心にもつながる

    あわせて読みたい: 病院でのメモの取り方は「病院で聞くことをスマホにメモしておく方法」もどうぞ。スマホの基本操作に不安がある方には、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もおすすめです。

  • 電車・バスの乗り換え案内アプリの使い方 — 迷わず目的地に着くために

    「久しぶりに電車に乗るけど、乗り換えが不安」
    「バスの時刻表を調べるのが面倒」

    そんなときに頼りになるのが、乗り換え案内アプリです。行き先を入力するだけで、電車やバスの乗り換え方法、時間、料金まで教えてくれます。この記事では、基本的な使い方をご紹介します。

    乗り換え案内アプリとは

    出発地と目的地を入力すると、どの電車・バスに乗って、どこで乗り換えればいいかを、時刻と料金つきで教えてくれるアプリです。代表的なものに「Yahoo!乗換案内」「駅すぱあと」「NAVITIME」などがあります。どれも基本的な使い方は似ています。

    入れ方

    1. App Store(iPhone)またはPlayストア(Android)を開く
    2. 「乗換案内」と検索する
    3. お好みのアプリを選んで入手する(まずは「Yahoo!乗換案内」など、よく知られたものから試すのがおすすめです)

    基本の使い方(3つ入力するだけ)

    1. 出発地を入力する(現在地を自動で使う機能もあります)
    2. 到着地を入力する(駅名や施設名で検索できます)
    3. 出発時刻または到着したい時刻を選ぶ

    「検索」を押すと、複数のルートが表示されます。一番上に出てくるのが、多くの場合「一番早く着く」または「乗り換えが少ない」ルートです。

    音声入力で、もっと楽に

    駅名や地名を打つのが面倒なときは、入力欄のマイクのマークを押して、話しかけるだけで入力できます(「スマホの音声入力の使い方」もあわせてどうぞ)。

    見方のポイント

    • 乗り換えの回数: ルートによって「乗り換え0回」「乗り換え2回」など表示されます。慣れない場所へ行くなら、乗り換えが少ないルートを選ぶと安心です
    • 何番線・何番ホーム: 詳しく表示してくれるアプリもあります。あらかじめ確認しておくと、駅で慌てません
    • 料金: 運賃も自動で計算してくれます

    こんな機能も便利です

    • 駅の時刻表: 駅名で検索すると、その駅の時刻表がそのまま見られます
    • 遅延情報: 電車が遅れているかどうかも確認できます。出発前にチェックする習慣をつけると安心です
    • お気に入り登録: よく使うルート(自宅↔病院など)を登録しておくと、次回から入力の手間が省けます

    画面のスクリーンショットを撮っておく

    調べたルートは、スクリーンショット(画面の写真)を撮っておくと、電波の悪い場所でも確認できて安心です。撮り方は「スクリーンショットの撮り方」でもご紹介しています。

    迷ったときは、駅員さんにも遠慮なく

    アプリはとても便利ですが、実際に迷ってしまったときは、駅員さんに聞くのが一番確実です。アプリの画面を見せながら「ここに行きたいのですが」と聞けば、スムーズに案内してもらえます。

    まとめ

    • 出発地・到着地・時刻の3つを入力するだけで、ルートが分かる
    • 音声入力を使えば、駅名を打つ手間も省ける
    • よく使うルートは「お気に入り」登録が便利
    • 調べたルートはスクリーンショットで保存しておくと安心

    あわせて読みたい: スマホの基本操作にまだ不安がある方には、拙著『60歳からのChatGPT超入門』(Kindle)もおすすめです。分からないことをAIに気軽に聞ける習慣が身につきます。