カテゴリー: スマホの基本操作

  • 「容量がいっぱいです」と出たら最初にやること3つ — 写真を消す前に読んでください

    写真を撮ろうとした瞬間、「ストレージの空き容量がありません」「容量がいっぱいです」。この表示、本当に困りますよね。

    でも、慌てて写真を消し始める前に、ちょっと待ってください。大切な思い出を消さなくても、空き容量は作れます。 この記事では、安全な順番で「最初にやること3つ」をご案内します。

    そもそも「容量がいっぱい」とは?

    スマホの中には、写真・アプリ・動画などをしまっておく「収納庫」(ストレージと呼びます)があります。「容量がいっぱい」は、この収納庫が満杯という意味です。

    押し入れと同じで、対処法は2つしかありません。①いらないものを捨てる ②別の場所に移す。ポイントは、「捨てる」のは思い出の写真ではなく、もっと痛くないものから順に捨てることです。

    その1 「ゴミ箱」を空にする(5分・効果大)

    実は、削除したはずの写真はすぐには消えていません。「最近削除した項目」や「ゴミ箱」という場所に30日ほど保管されていて、その間も容量を使い続けています。

    iPhoneの場合

    1. 「写真」アプリを開く
    2. 下の「アルバム」→ いちばん下の「最近削除した項目」を開く
    3. 「すべて削除」を押す

    Androidの場合

    1. 「フォト」または「ギャラリー」アプリを開く
    2. メニューから「ゴミ箱」を開く
    3. 「空にする」を押す

    過去に写真を整理したことのある方ほど、ここに大量にたまっています。これだけで数GB(ギガバイト)空くことも珍しくありません。

    その2 動画とスクリーンショットを見直す(10分・効果大)

    容量泥棒の正体は、たいてい写真ではなく動画です。動画1本は写真数百枚分の容量を使うこともあります。

    1. 写真アプリの「アルバム」から「ビデオ(動画)」の一覧を開く
    2. ブレていたり、間違って撮れていたりする動画を削除
    3. 同じく「スクリーンショット」の一覧を開き、用済みのもの(昔のメモ代わりの画面写しなど)を削除

    「思い出の動画は消したくない」という方は、消さなくて大丈夫。次の「その3」で移す方法があります。

    その3 使っていないアプリを削除する(5分)

    ゲームや、一度使ったきりのアプリは、思った以上に容量を使っています。

    • iPhone: 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開くと、容量を使っている順にアプリが並びます。上位の使っていないものを削除
    • Android: 「設定」→「ストレージ」→「アプリ」で同様に確認できます

    アプリを消しても、LINEの友だちやアカウント情報は基本的に消えません(再インストールすれば戻ります)。ただしLINE本体は消さないでください。トーク履歴が消えることがあります。

    それでも足りないとき: 写真を「別の場所」に移す

    3つやっても足りない場合は、写真をスマホの外(インターネット上の保管庫=クラウド)に移すのが本格的な解決策です。GoogleフォトやiCloud写真といったサービスに写真を預けると、スマホ本体の容量を空けられます。

    この方法は手順を間違えると写真を失う心配があるため、正しい順番が大事です。詳しくは長くなるので、別の記事とあわせて、じっくり取り組んでみてください。

    まとめ

    1. ゴミ箱(最近削除した項目)を空にする — 一番安全で効果大
    2. 動画とスクリーンショットから整理 — 写真より先に
    3. 使っていないアプリを削除 — LINEは残す

    思い出の写真を消すのは、いつでも「最後の手段」。その前にできることが、これだけあります。


    あわせて読みたい: 写真の整理とバックアップを基礎から身につけたい方には、拙著『60歳からのスマホ写真整理術 — 「容量がいっぱいです」に、もう悩まない』(Kindle)がおすすめです。消してはいけないもの、安全な残し方から、週15分の「ためない習慣」まで、この記事の続きを1冊で丁寧に解説しています。

  • スマホの文字を大きくする方法(iPhone・Android別)— 老眼でも読みやすい設定に

    「スマホの字が小さくて、読むのに苦労する」
    「メガネを掛けたり外したり、いちいち面倒……」

    そんなお悩み、実はスマホの設定を2〜3回さわるだけで解決できます。この記事では、iPhoneとAndroid、それぞれの手順を一つずつ、ゆっくりご案内します。所要時間は3分ほどです。

    まず知っておきたいこと: 文字の大きさは「あなたに合わせて変えていい」

    スマホの文字の大きさは、買ったときのままにしておく必要はまったくありません。メーカーも「使う人が自分に合わせて変える」前提で作っています。大きくしたからといって、壊れたり、動きが遅くなったりすることもありません。安心して調整しましょう。

    iPhoneの場合(3分)

    1. ホーム画面から「設定」を開きます(灰色の歯車のマークです)
    2. 下のほうにある「画面表示と明るさ」を押します
    3. テキストサイズを変更」を押します
    4. 画面の下に「ものさし」のような目盛りが出ます。丸い印を右にずらすと、文字がその場で大きくなります
    5. ちょうどよい大きさになったら、そのまま画面を閉じてください(保存ボタンはありません。ずらした時点で反映されています)

    もっと大きくしたい場合

    上の手順で足りないときは、さらに大きくできます。

    1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ
    2. さらに大きな文字」を押して、スイッチをオン(緑色)にする
    3. 目盛りを右にずらす

    文字を「太く」すると、さらに読みやすくなります

    同じ「画面表示とテキストサイズ」の中に「文字を太くする」というスイッチがあります。これをオンにすると、細い文字がくっきりします。大きさと太さ、両方調整するのがおすすめです。

    Androidの場合(3分)

    Androidは機種によって画面の文言が少し違いますが、流れは同じです。

    1. 設定」を開きます(歯車のマーク)
    2. ディスプレイ」(または「画面設定」)を押します
    3. 表示サイズとテキスト」(または「フォントサイズ」「文字サイズ」)を押します
    4. 目盛りの丸い印を右にずらすと文字が大きくなります

    見つからないときの裏ワザ

    設定の中で迷子になったら、設定画面のいちばん上にある検索窓(虫めがねのマーク)に「文字」または「フォント」と入力してみてください。該当する設定項目が一覧で出てきます。

    「画面全体」を大きくする方法もあります

    文字だけでなく、ボタンやアイコンも含めて画面全体をひとまわり大きくすることもできます。

    • iPhone: 設定 →「画面表示と明るさ」→「画面表示」または「拡大表示」→「拡大」を選ぶ
    • Android: 設定 →「ディスプレイ」→「表示サイズ」を大きい方へ

    文字サイズと組み合わせると、かなり見やすくなります。

    一時的に拡大したいときは「ピンチアウト」

    写真やホームページの細かい部分を見たいときは、2本の指で画面を押さえて、指の間を広げる動作(ピンチアウトと呼びます)で、その場だけ拡大できます。元に戻すときは指の間を狭めます。設定を変えるほどではないけれど今だけ大きく見たい、というときに便利です。

    まとめ

    • 文字の大きさは「設定」から3分で変えられる。遠慮なく自分に合わせてよい
    • iPhoneは「画面表示と明るさ」、Androidは「ディスプレイ」から
    • 「文字を太くする」「画面全体の拡大」も組み合わせると、さらに快適
    • 迷ったら設定画面の検索窓に「文字」と入力

    設定を変えても誰にも迷惑はかかりません。今日、自分の目にいちばん優しいスマホにしてしまいましょう。


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